借金返済とNISA、どっちを優先すべき?結論:まずは借金を片付けよう!

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こんにちは!りらくです。

今回は、家計や資産形成を考える上で多くの人が悩むテーマ、「借金がある状態でNISAを始めてもいいの?」という疑問について、詳しく解説していきます。

結論から言ってしまうと…

借金返済を優先すべき!

理由は非常にシンプル。「借金には高い利息がつくから」です。投資で得られる利益よりも、借金で支払う利息のほうが高いケースがほとんどなんですね。

投資は早く始めたほうがいいって聞いたけど…

非課税枠を無駄にしたくない…

ただ、こんな気持ちもよくわかります。

今回は、なぜ借金返済が優先なのか、どんな借金が特に危険なのか、そしてNISAはいつ始めるのがベストなのかについて、わかりやすく解説していきます!

借金と投資、そもそも性質が真逆!

まず理解しておきたいのは、「借金」と「投資」は真逆の行動だということ。

  • 借金:将来の収入を前借りして、今の支出にあてる行為
  • 投資:今の収入の一部を未来のために積み立てる行為

つまり、借金を抱えている状態というのは、「未来の自分のお金をすでに使ってしまっている」状態です。その状況で、未来に向けた投資を始めるというのは、足元がグラグラのままビルを建てようとしているようなもの。

まずはしっかりと地盤を固める=借金を返済してから、安心して投資に取り組むほうが、結果的に長続きしますし、投資成果も安定しやすくなります。

まずは借金を無くさないと投資にお金を回せないね

借金の利息は想像以上に高い!

たとえば、以下のような借金を抱えているとします。

  • カードローン:年利15%
  • リボ払い:年利18%
  • 消費者金融:年利18%

こういった借金は、毎月の返済額が少なく見えても、実際はかなりの利息を払っていることが多いです。

たとえば、50万円のリボ払いを年利18%で利用していた場合、1年間で支払う利息は約9万円。元本がまったく減らない状況にもなりかねません。

一方で、NISAで投資して得られる年平均リターンはというと、以下のような感じです。

  • 日本株インデックス投資:約3〜5%
  • 米国株インデックス投資:約6〜7%
  • 投資信託(バランス型):約2〜4%

つまり、借金の利息(15〜18%)は、NISA投資のリターン(2〜7%)より圧倒的に高いのです。

この差を理解しておけば、「今やるべきは投資よりも借金返済だ!」というのが自信を持ってわかるはず。

これだけの差があるならば、借金を先に無くさないと投資の効果が無くなってしまうし、そもそも投資を続けるのが難しくなるね

精神的な負担を軽くしよう

お金の問題って、精神面にもかなり影響しますよね。

借金がある状態だと、毎月の返済に追われて、

また支払いが来た…

残高が足りない…

利息がやばい…

と、不安やストレスが溜まりやすくなります。

こういった状態で投資を始めても、相場が少し下がっただけで焦って売ってしまったり、冷静な判断ができなかったりするんですよね。投資はメンタル勝負の部分も大きいので、心の余裕があることは、かなり大切な条件です。

借金がなくなると、返済義務のストレスがなくなり、毎月のキャッシュフローにも余裕が生まれます。そうなって初めて、無理のない金額で積立投資ができるようになるんです。

借金があると心に余裕がなくなるから、そういった意味でも無い方が良いね!

NISAは「いつでも始められる」

「NISAは非課税枠が毎年決まっているから、早く使わないともったいない」と思っていませんか?

たしかに、NISAには「年間投資枠」があるため、「1年でも無駄にしたくない」という気持ちはよくわかります。でも、冷静に考えてみてください。

  • 借金返済を終えてからでも、NISAは始められます。
  • 非課税枠を使い切ることより、長期的に続けられることのほうが大事です。

NISAを使って5年投資を続けるよりも、10年続けられる環境を整えるほうが、将来的な資産形成には有利です。

投資を長く続けられるようにすることが大切だね

どんな借金が特に危険?

中には「住宅ローンがあるけど、それでもNISAはダメ?」と疑問に思う方もいるかもしれません。実は、すべての借金が「投資より優先すべき」とは限りません。

借金にはいくつかの種類があります。それぞれの特徴を見てみましょう。

危険度:高

  • 消費者金融(キャッシング、カードローン)
  • リボ払い
  • パチンコやギャンブルなどで作った借金

これらは基本的に金利が高く、返済が遅れると一気に借金が増える危険があります。絶対に最優先で返しましょう。

危険度:中

  • 自動車ローン
  • 奨学金

これらは金利が低めの場合が多いですが、それでも利息は発生します。繰上返済が可能であれば、できる限り早めに返すと◎。

危険度:低

  • 住宅ローン(固定金利)
  • 低金利の教育ローン

住宅ローンは「資産」としての家が残るうえ、金利も1%前後と低め。このレベルの借金であれば、家計にゆとりがある場合は、投資と並行してもOKなケースもあります。

ただし、借入額や返済負担率を総合的に見て、無理がないことが前提です。

危険度:低でも借金がある状況には変わりないので、無理ない範囲で返済と投資を並行する必要があるね

投資を焦る必要はない。まずは家計の見直しから!

「でも、周りはみんなNISAやってる…」と焦ってしまう気持ちもあるかもしれません。

でも、他人と比べて焦って始めた投資ほど、うまくいかないものです。なぜなら、投資は「生活に余裕がある人」がやるものだから。

まずは支出の見直し、固定費の削減、収入アップ、副業など、借金返済のためにできることから始めましょう。

たとえば、

  • スマホを格安SIMに変更する
  • 不要なサブスクを解約する
  • 家計簿アプリでお金の流れを可視化する

こういった小さな行動の積み重ねが、やがて大きな返済力につながっていきます。

以下記事の方法で節約や貯金に取り組むと、段々と家計に余裕が出てくると思います。

借金が無くなった後なら、投資に回せる額が増えるから資産形成のスピードが増すね!

返済後、NISAを始めるタイミングと戦略

借金を完済したら、次は「資産を育てるフェーズ」に入ります。ここでNISAの出番です!

おすすめのステップは以下のとおり:

  1. 生活防衛資金(3〜6ヶ月分の生活費)を貯める
  2. 新NISAで月1万円からでも良いので、積立投資を始める
  3. 老後資金・教育資金など、目的ごとにポートフォリオを考える

NISAは「利益が非課税」になる超お得な制度です。借金がなくなってから始めれば、安心してコツコツ積立できますよ!

コツコツ資産形成していこう!

【まとめ】焦らず、まずは借金を片付けよう!

投資はとても大事。でも、それ以上に大切なのは、お金の土台を整えることです。

  • 借金の利息は投資の利益よりも高い
  • 借金があると精神的な余裕がなくなる
  • NISAは焦らなくても、後からしっかり巻き返せる

だからこそ、まずは借金を完済し、経済的な安心感を手に入れてから、投資に取り組みましょう。 資産形成は「早く始める」ことよりも、「長く続ける」ことの方がずっと大切。焦らず、自分のペースで一歩ずつ進んでいけば、きっと将来のあなたが感謝するはずです!

投資より優先して、借金は返済しよう!

それでは、今回の内容は以上となります!

今回も読んでいただき、ありがとうございました!!

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