「副業で赤字」に要注意!ありがちな失敗例とは?

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こんにちは、りらくです!

「副業で収入アップ!」という言葉にひかれて始めてみたけれど…

材料費や広告費ばかりかかって赤字

売上がまったく上がらず、モチベーションが続かない

思っていたより税金や申告の手間が多い

そんな「副業あるある」を経験していませんか?

実は、副業で最初から順調に黒字を出せる人は少数派です。多くの人が、始めて数ヶ月は赤字、もしくは「思ったほど稼げてない」という現実に直面しています。

この記事では、副業が赤字になる“ありがちなパターン”と、その対策を実例付きで詳しく解説していきます。

なぜ副業で赤字になるのか?主な5つの原因

副業が赤字になる背景には、共通するいくつかの落とし穴があります。

❶ 初期投資をかけすぎてしまう

副業を始めるにあたり、以下のような出費を「勢いで」してしまう人は多いです。

投資内容具体例
機材高性能PC、カメラ、マイク、照明など
ソフト・サブスクAdobe、Canva、編集アプリ、有料クラウドなど
広告費Instagram・Google広告、ブログのPR記事など
教材数万円のオンライン講座やノウハウ系コンテンツ

利益が出る前に費用がかさみ、回収が追いつかず赤字になります。

対策:「0円で始める副業」を意識する。フリーソフトやスマホ活用で最小限に抑える。

❷ 売上予測が甘い

たとえば、

  • 「1商品あたり500円の利益で月100個売れる」と想定
  • 実際には月10個しか売れず、売上5,000円
  • 経費・送料・広告費を差し引いたら赤字に

というケースは珍しくありません。

市場調査・競合分析をせずに「自分は売れる」と思い込むのは危険です。

対策: まずは「小さく試す」。販売前に類似商品のレビューや販売実績を調査。

❸ 経費と収支の管理ができていない

特に副業初心者が見落としがちなのが経費管理です。

  • 家事按分ができていない(例:自宅の光熱費・通信費の一部を経費にする)
  • 領収書がぐちゃぐちゃ、記録が残っていない
  • プライベートと事業用の支出が混在している

これでは、確定申告で正しい損益を把握できません。

対策: 収入と支出はすべて記録。freee・マネーフォワードなどの会計アプリを活用。

❹ 税金・社会保険の影響を見落としている

副業が赤字でも、本業+副業の合計所得によって住民税や健康保険料が増加することがあります。

また、「副業の収入が年間20万円を超える」と確定申告が必要になり、思わぬ追徴課税が発生することも。

対策: 所得区分(雑所得・事業所得)や必要経費の計上ルールを最低限理解しておく。

❺ 自分の時間と労力に見合っていない

たとえば、クラウドソーシングで「時給300円レベル」で何十時間も働いているのに、手取りは数千円…。これは目に見えない“赤字”です。

対策: 時間あたりの報酬で判断。「継続して伸びるスキルか」を軸に副業を選ぶ。

赤字になってしまう原因は、これだけあるんだね

実際に赤字になりやすい副業の例と特徴

副業のジャンルによっても、赤字になりやすい構造があります。

▶ ハンドメイド・物販(せどり)

  • 材料費や仕入れコストが高い
  • 梱包・発送・在庫管理の手間が大きい
  • 送料・販売手数料を見落とすと赤字に直結

▶ ブログ・YouTube

  • サーバー代、サムネイル作成、編集ソフトなど固定コストが多い
  • 収益化まで半年〜1年かかるケースが大半
  • 競争が激しく、伸び悩むとモチベーション低下

▶ 投資系副業(FX・仮想通貨・NFT)

  • 短期で稼げるイメージだが、逆に失うリスクも高い
  • 勉強せずに参入すると「カモ」にされやすい
  • 失ったお金が“副業赤字”として残る

▶ フリーランス受託(ライター・イラストなど)

  • 始めたては単価が非常に低い
  • 修正・やり直し・クライアント対応で時給が下がる
  • 単価交渉ができないとずっと低空飛行

もちろん、これらの副業もやり方を考えれば初期投資は抑えることができるから、全くダメというわけではないよ

副業で赤字にならないための7つの実践的対策

副業を始める上で最も大切なのは、「儲けること」よりもまず“赤字にならないこと”です。収支がプラスになる仕組みを最初から意識しておくことで、継続と成果の両方が見えてきます。

① 小さく始める

副業初心者に多いのが「最初から本気モード」で、いきなり高額の設備や講座にお金をかけてしまうこと。ですが、本当に必要な投資かどうかを見極めるのは、実際にやってみないとわかりません。

具体例:

  • 動画編集なら、まずはスマホアプリ「CapCut」や「VN」で試す
  • せどりなら、手持ちの不用品から始める(メルカリで販売経験を積む)

ポイント:

小さな成功体験を積んでから、徐々に規模を拡大しましょう。

② 収支計画を立てる

副業でも「事業」である以上、予算管理と損益予測は不可欠です。
ざっくりでも良いので、次のような表を作成しましょう。

項目月あたり
売上目標30,000円
経費(仕入・通信費など)10,000円
利益見込20,000円

このように利益の目安を数値化しておくことで、赤字が見えている副業にズルズル投資し続けることを防げます。

③ 家計と副業のお金を分ける

副業用の銀行口座とクレジットカードを作っておくことで、プライベートな支出との混同を避けられます。これにより、収支の把握や確定申告の作業も圧倒的にラクになります。

具体例:

  • 副業用に「楽天銀行」や「PayPay銀行」などネットバンクを用意
  • クレカは年会費無料で明細が見やすい「三井住友NL」などが人気

④ 会計アプリを使う

副業でも年間20万円以上の利益が出ると、確定申告が必要になります。日々の帳簿づけを自力でやるのは大変なので、クラウド会計ソフトの導入をおすすめします。

人気ツール:

  • freee(フリー):初心者に優しいインターフェース
  • マネーフォワード クラウド:高機能で事業拡大にも対応

⑤ 税金・申告の知識を持つ

「収入が増えたのに、手取りはなぜか減った…」ということにならないよう、最低限の税知識は身につけておくべきです。

押さえるべきポイント:

  • 副業収入20万円以上で確定申告が必要(給与以外の場合)
  • 赤字でも事業所得なら損益通算が可能(雑所得は不可)
  • 青色申告なら最大65万円の控除が可能(要届出)

⑥ 労働時間を記録する

どれだけ稼げたか以上に大切なのが、「そのお金を稼ぐのに、どれだけ時間がかかったか」。副業を時給換算し、時給1,000円を下回るようであれば、方法を見直すサインです。

記録ツール:

  • Googleスプレッドシート
  • タイムトラッキングアプリ(Toggle、Clockify など)

⑦ 売れる仕組みを作る

副業で稼ぐには、継続的な「集客」と「価値提供」が必要です。最初はSNSやブログなど、無料でできる集客方法に力を入れましょう。

例:

  • ハンドメイド:Instagramで制作過程や作品紹介を投稿
  • ブログ:SEO対策で検索流入を狙う
  • YouTube:ショート動画でまずは認知を広げる

これらを踏まえて赤字にならないように副業をやってみよう!

赤字でも「意味がある」副業とは?投資と浪費の違いを考える

副業で赤字になっても、それが自己投資であれば「意味がある赤字」と言えます。ただし、すべての赤字が正当化されるわけではありません。

意味がある赤字(自己投資とみなせるもの)

  • 新たなスキルを獲得できた(例:動画編集、ライティング、広告運用など)
  • ポートフォリオや実績が作れた(例:クラウドワークスでの受注履歴)
  • 転職や独立の材料になった(副業を通じて新たな道が開けた)

このような赤字は、「お金で時間と経験を買った」と考えることができます。

意味がない赤字(単なる浪費)

  • 「なんとなく」で始めて継続せず終了
  • SNSや広告にお金をかけたが、振り返りや改善がない
  • 高額な教材やセミナーに課金し、何も行動しなかった

これらは、“お金と時間のムダ遣い”でしかありません。

🔍 判断基準:「数年後に回収できそうか?」

自己投資か浪費かを見極めるポイントは、「今は赤字でも、将来の自分が活かせそうか」です。
たとえば、副業で身につけた編集スキルを使ってフリーランスに転向できるなら、それは価値ある赤字です。

結果的に収入は得られなくても、スキルなどが得られれば次に活かせるね!

まとめ|副業で失敗しないために、まず「守り」を固めよう

副業で赤字になる人には、次のような共通点があります。

ありがちな落とし穴どう対策する?
初期費用をかけすぎ無料・格安で小さく始める
売上予測が甘い市場調査と小規模テスト
経費・収支管理がずさん会計アプリと口座分離
時給が低すぎる時間を記録し効率化
税金の影響を知らない確定申告と控除を学ぶ

副業は「稼げる手段」ではなく、「稼げるようになるまでの試行錯誤の過程」です。
一番大切なのは、続けられる副業を選び、利益と学びを積み重ねていくこと。

「損して終わる副業」ではなく、「小さな赤字を糧に伸びる副業」を目指しましょう!

りらく
りらく

大きな赤字にならないように注意しながら、トライ&エラーでやっていきましょう!

それでは、今回の内容は以上となります!

今回も読んでいただき、ありがとうございました!!

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