こんにちは!りらくです。
多くの人にとって、良くも悪くも税金は毎年必ず関わる身近な存在です。
会社員の方はもちろんのこと、自営業者やフリーランス、主婦や学生の方でも、税金の基本を理解しておくことで、手取りを増やす工夫や節税対策につながります。
この記事では、誰にとっても役立つ税金の仕組みを簡単に紹介し、今日から始められる節税のヒントをお伝えしたいと思います。

税金は難しいことも多いけど、知らないと損することも多いから頑張ろう
そもそも税金とは?
国や地方自治体が公共サービスやインフラの整備、防衛、教育、福祉などを行うためにもお金が必要となります。
それに必要なお金を国民や企業から税金という形で徴収されています。
そのため、私たちは税金を通じて間接的に社会の維持や発展に参加しています。
主な役割は次のとおりです:
- 所得の再分配:高所得者ほど多く納める仕組みで、社会の格差を調整する。
- 公共サービスの財源:道路、警察、消防、学校、病院などを運営する資金源。
- 景気調整:税制を通じて経済の加熱や冷え込みを調整する手段となる。
税金を納めることは「義務」ですが、その使い道を知り、自らも制度を理解すれば、納税する意味も分かりますし、本来の目的通りに使われているのかという視点でも日々のニュースを見ることができますね。

本来の目的を理解することで、ちゃんと税金が使われているのか確認できるね!
税金の種類について
税金は大きく分けて、直接税と間接税の2種類に分類されます。
それぞれの説明や具体的な税金の種類は下表のとおりです。
【直接税と間接税の比較表】

代表的な税金として挙げられた各税金の説明も下表にお示しします。
【直接税の詳細】

【間接税の詳細】

このように、税金には「誰が負担するか」「どのように徴収されるか」によって分類があり、それぞれ役割や影響が異なります。税の仕組みを理解しておくことで、より適切な節税対策や資金計画が可能になります。

色々な税金があるんだね
年末調整と確定申告の違い
所得税を納めるために係る手続きとして、年末調整と確定申告があります。これらは、対象者や目的、手続きの方法が異なります。 以下にそれぞれを比較できるように表にしたので、確認してみてください。

確定申告が必要になる主なケースは以下になります。手続きは大変かもしれませんが、以下の場合には控除を受けられるチャンスと考えて、しっかりと対応しましょう。
- 医療費が年間10万円を超えた(または所得の5%を超えた)
- ふるさと納税をワンストップ特例制度で申請しなかった
- 副業収入が年間20万円を超える
- 雑所得(仮想通貨、FX、ネット収入など)がある
- 住宅ローン控除の初年度
年末調整を受けた人も確定申告は可能 たとえ会社員で年末調整を済ませていたとしても、医療費控除や寄付金控除など、申告することで税金が還付される可能性がある場合は、確定申告を「追加」で行うことができます。

比べると年末調整のありがたみが分かるね!
節税のポイント
それでは、誰でも実践できる、基本的な節税の方法をいくつか紹介していきます。
知らなかったものや実践できていないものがありましたら、是非試してみてください。
①ふるさと納税
自己負担2,000円で、寄付額に応じた税金の控除を受けられる制度です。寄付先の自治体から返礼品ももらえるため、実質的な節約にもなります。ふるさと納税については過去の記事でも紹介しているので、こちらも参考にしてみてください。
②iDeCo(個人型確定拠出年金)
掛金が全額所得控除の対象になるため、節税しながら老後資金の準備が可能です。特に所得が高い人ほど節税効果が大きくなります。
③NISA(少額投資非課税制度)
一定の投資額まで、運用益や配当が非課税になる制度です。つみたてNISAなど長期投資に向いた仕組みもあり、資産形成ができることもメリットです。
NISAは2024年から改良されて、さらに良い制度となっております。過去にも紹介していますので、そちらもご確認ください。
④医療費控除やセルフメディケーション税制
医療費が年間10万円(または総所得の5%)を超えた場合、医療費控除の対象になります。特定の市販薬を購入した場合にはセルフメディケーション税制の対象となることもあります。
⑤保険料控除
生命保険料、介護医療保険料、地震保険料など、支払った保険料に応じて所得控除が受けられます。年末調整や確定申告で忘れずに申請しましょう。
⑥配偶者控除・扶養控除
家族構成に応じて適用される所得控除です。配偶者や扶養家族の収入状況を把握しておくことで、より有利な控除が可能になります。

色々と節税方法はあるんだね!
節税の第一歩は「自分が何にお金を使っているか」を知ることです。家計簿アプリなどを活用して、日常の支出と向き合いましょう。また、税制は毎年変更される可能性があるため、最新の制度や控除内容をチェックしておくことも大切です。
まとめ
いかがだったでしょうか。
税金は、すべての人に関係する大切なお金です。
制度を正しく理解することで、「知らなかったせいで損をする」ことを防げます。特に副業やフリーランスで収入がある人は、早めの情報収集と準備がカギになります。
この記事をきっかけに、自分に関係する税金を少しでも身近に感じていただけたら幸いです。
また、税金に関する基本的な知識などは以下の本からも得ることができます。2011年に発行された本であるため、古い情報も含まれますので、その点はご注意ください。

税金のこともしっかり学んで、損しないようにしよう!
それでは、今回の内容は以上となります!
今回も読んでいただき、ありがとうございました!!
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