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こんにちは、りらくです!

投資ってなんだか怖い…

暴落したら全部なくなる気がする…
そんな不安、あなたも感じていませんか?
でも一方で、こんな声もよく聞きます。

昔はただ預金してるだけでお金が増えた

今は金利も増えないし、投資しないとダメな時代らしい
…そうなんです。実は、それはまぎれもない事実。
本記事では、
- バブル時代と今の違い
- バブル崩壊やリーマンショック、コロナショックでも株価が回復した理由
- 暴落を「チャンス」と捉える考え方
- 怖がらずに始めるための方法
を、初心者にもわかりやすく、丁寧に解説していきます。
目次
バブル時代は「貯金するだけ」で資産が増えた
今では考えられないかもしれませんが、1980年代の日本では「銀行に預けるだけで資産がどんどん増える」時代がありました。それが、いわゆる“バブル時代”です。
◾️そもそも「バブル時代」って?
バブル景気とは、1986年ごろから1991年ごろまで続いた日本の好景気のことです。
当時は地価や株価が異常なスピードで上昇し、資産が勝手に膨れ上がるような時代でした。
- 株式市場は活況
- 土地の価格が何倍にも跳ね上がる
- 銀行は企業や個人にどんどんお金を貸す
- 「金利」は今と比べものにならないほど高い
そんな中、人々の資産形成の中心は“投資”ではなく“預金”でした。
◾️️定期預金だけでお金が増えていた現実
バブル期の金利は、なんと年6〜8%。現在の数百倍です。
たとえば、1980年代に100万円を10年定期預金に預けたとすると…
元本 | 年利 | 10年後の利息 | 合計 |
100万円 | 6% | 約79万円 | 約179万円 |
今では信じられませんが、リスクゼロでこの増え方です。
つまり、「投資をしなくても資産が増える」時代だったのです。
◾️「投資をしないほうが賢い」と思われていた時代
このような状況では、多くの家庭や企業は投資ではなく「貯金」を選びました。
- 銀行に預けておくだけで利息が入る
- 元本保証なので安心
- 株や不動産に手を出す必要がなかった
結果、「貯金こそが最も安全かつ確実な資産形成法」という価値観が、多くの日本人の中に刷り込まれていったのです。

昔は貯金するだけで資産が増えていったんだね!
今は「超低金利時代」…貯金だけでは増えない
ところが、その常識は今や完全に通用しません。
1990年代以降、バブルが崩壊し、日本経済は長い不況期へと突入。景気刺激策として金利はどんどん下げられ、現在は超低金利時代となっています。
◾️現代の金利は「限りなくゼロ」
2025年現在のメガバンク定期預金金利は、だいたい0.002〜0.2%程度。
仮に0.01%の金利で100万円を1年預けたとすると…
預金額 | 年利 | 1年の利息 | 実際の増加額 |
100万円 | 0.01% | 100円 | 手数料などで実質ゼロ |
利息はたったの100円。自動販売機のジュースすら買えません。
◾️さらに追い打ちをかける「インフレ」
しかも、近年は物価が上昇し続けています(=インフレ)。
- 食品、日用品、ガソリン代などが次々値上がり
- 生活コストが上がる一方で、貯金の利息はほぼゼロ
この状態が続くとどうなるでしょうか?
✅ 銀行に預けてもお金は増えない
✅ それどころか、“実質的に目減りしていく”
つまり、「貯金していても、将来の安心は得られない」時代なのです。
◾️それでも“昔の常識”を信じてしまう人が多い
バブル世代の親や祖父母から、「貯金が一番安全」という言葉を聞いて育った人は多いはず。
でも、時代は変わりました。
過去の成功法則が、今は通用しないのです。
今は、「お金に働いてもらう力」がないと、資産は増えません。
その力を与える手段こそが“投資”なのです。

昔では通用していたことも、現在だと通用しないことは多いよね
株価が暴落することへの不安

でも株は怖い…バブル崩壊で大損した人もいるでしょ?
そう思ってしまうのも無理はありません。
特に印象が強いのは、1989年のバブル崩壊。
- 日経平均は1989年末に38,915円を記録
- その後数年で1万円台まで急落
- 不動産価格も同様に暴落し、多くの企業や個人が破綻
この時期に投資をしていた人たちの中には、
- 多額の損失を抱えたまま投資を辞めた人
- 「株は危険」「もう2度とやらない」と語る人
が多くいたため、「株=怖い」「暴落=破滅」というイメージが定着しました。
◾️でも、株価はどうなったのか?
実はその後――
日経平均は2024年に再び38,000円を超え、バブル期の最高値を突破しました。
しかもその後も上昇し、40,000円台を記録。
これは一時的なリバウンドではありません。企業業績の回復や世界的な経済の成長、日本企業の収益構造の変化など、「実力を伴った回復」です。
◾️重要なのは「焦って売らないこと」
バブル崩壊後も、持ち続けていた人は…
- 配当金を受け取りながら待ち続け
- 時には含み損を抱えながらも
- 結果として資産を取り戻し、それ以上に成長させた
つまり、「長期的に保有する力」が、投資では非常に大切なのです。

焦らずに長期間保有することが大切だね!
リーマンショック・コロナショックも…株価は回復してきた
「バブル崩壊後、30年かけてようやく回復しただけじゃない?」
そう思ったあなた。たしかに日本株だけを見れば、回復までに長い時間がかかりました。
でも、世界全体で見れば、もっと早く・力強く回復している市場もあるんです。
◾️リーマンショック(2008年)
2008年、アメリカの住宅バブルが崩壊したことをきっかけに、世界中の金融機関が連鎖的に倒産。あの有名な「リーマン・ブラザーズ」の破綻は象徴的でした。
株価への影響(S&P500)
- 2007年:約1,500ポイント
- 2009年:約700ポイントまで急落(半分以下)
世界的に「株式市場の終わりか」とまで言われた中、投資家は冷静さを失い、多くの人が底値で売却してしまいました。
しかし、その後どうなったか?
金融緩和、企業業績の回復、テクノロジー企業の台頭などにより、アメリカ経済は力強く回復。
- 2015年:2,000ポイントを回復
- 2020年:3,000〜3,500ポイントに到達
- 2024年:5,300ポイントを超え、過去最高を更新
✅ 約15年で「7倍以上」に成長
✅ 2009年に買って持ち続けていた人は、大きなリターンを得た
◾️コロナショック(2020年)
2020年初頭、世界中をパニックに陥れたのが「新型コロナウイルス」。
- 外出制限、ロックダウン、工場停止
- 需要も供給も一気に止まり、株価は暴落
株価の動き(S&P500)
- 2020年2月:約3,400ポイント
- 同年3月:約2,200ポイント(約30%急落)
「リーマン級」と言われる中、またしても多くの人が狼狽売り。
◾️でも結果は…?
世界中の中央銀行が史上最大規模の金融緩和を実施し、各国政府が大規模な給付金・支援策を打ち出した結果、
- 2020年後半には完全回復
- 2021年には過去最高を更新
- 2024年には5,300超え
つまり、たった1年で元に戻り、その後さらに成長したのです。

世界規模で見ると、早くに回復している市場があることが分かるね!
「暴落=損」ではなく「チャンス」である理由
株価が下がると、「損した」と感じるのが自然です。
でも、長期投資家にとってはむしろ“買い時のチャンス”と捉えることが多いのです。
◾️なぜ「下がったときに買う」のが良いのか?
投資の基本は「安く買って高く売る」。
つまり、値下がり=安く仕入れるタイミングです。
株価が一時的に下がったときに買えば、元の価格に戻ったときに利益が出ます。
特に将来的に成長が見込まれる企業やインデックスであれば、その可能性は非常に高い。
◾️具体例:リーマン後にS&P500へ投資していたら…
年 | S&P500指数 | 10万円投資していた場合(評価額) |
2009年 | 約700 | 10万円 |
2024年 | 約5,300 | 約75万円(7.5倍) |
もちろん、すべてがこの通りになるわけではありませんが、
「暴落を避ける」のではなく、“受け入れて乗り越える”発想がとても重要です。
◾️積立投資なら“下落すら味方”にできる
定額で毎月積み立てている人にとって、株価の下落は「たくさん買えるタイミング」でもあります。
▷ 高い時は少なく
▷ 安い時は多く買える
→ 平均購入価格が下がっていく
この仕組みを「ドルコスト平均法」といい、暴落時にこそ力を発揮します。

長期投資をする上では、「暴落=お買い得セール」という感じなんだね!
長期投資がなぜ“勝ちやすい”のか?
投資で一番やってはいけないのは、
「短期で大儲けしようとすること」。
短期売買を繰り返すと、感情で動いてしまい、
下がった時に損切り → 上がった時に買い直し → また損…
という悪循環に陥りがちです。
◾️長期投資が成功しやすい理由
- 株価は短期では不安定でも、長期では企業の成長に連動する
- 景気や政治、戦争などで一時的に下がることはある
- でも、長期では「企業が利益を出す限り」株価は上昇し続ける
- 複利効果が働く
- 投資で得た利益を再投資することで、利益がさらに利益を生む
- 雪だるまのように資産が膨らんでいく
- タイミングを見極める必要がない
- 長期保有することで、多少の“買うタイミングのズレ”は帳消しになる
◾️具体データ|S&P500を20年保有していた場合
1926年以降、米国S&P500をどの20年期間でも持っていた人の損失確率はゼロというデータもあります。
保有年数 | 損をする確率 |
1年 | 約30%(年によってマイナス) |
5年 | 約15% |
10年 | 数% |
20年 | ほぼ0% |
つまり、「長く持つこと」が最大のリスクヘッジになるのです。

株価は一時的に下落することはあっても、長期なら上昇するという歴史があるんだね
投資が怖いなら、まずは“少額”から始めよう
「暴落しても大丈夫」「長期なら勝てる」と言われても…
それでもやっぱり「投資は怖い」と感じるのは当然です。
だからこそ、最初は「少額から」「積み立てで」「分散しながら」始めましょう。
◾️新NISA(つみたて投資枠)なら初心者にぴったり
- 月100円〜スタートOK
- インデックスファンド(S&P500や全世界株など)に自動で分散投資
- 売却益・配当が非課税というメリット
金融庁が選んだ「長期・積立・分散」に適した商品しか扱えないので、初心者でも安心して選べます。
◾️ポイント投資もおすすめ
- 楽天ポイント、dポイント、Tポイントなどを使って投資可能
- 実際のお金を使わずに「投資体験」できる
「失敗が怖い」「損したくない」という人にぴったりの練習になります。
◾️投資は「始めた人から慣れていく」
「知識がないから始められない」のではなく、
「始めるから知識が身につく」のです。
1円でも、1ポイントでもいい。
小さな一歩が、未来の大きな安心につながります。

まずは小額から始めてみると、意外と怖くない!と感じると思うよ
まとめ|バブル時代と今は違う。でも投資には未来がある
時代 | 資産形成の方法 | 成果 |
バブル時代 | 銀行預金(高金利) | 預けるだけで資産増加 |
現代 | 投資(低金利・インフレ時代) | お金に働かせる必要あり |
そして、
- バブル崩壊
- リーマンショック
- コロナショック
どの暴落も最終的には株価は回復し、成長してきました。
怖がって止まるのではなく、
「時間とともに資産を育てる」姿勢が、未来の安心につながります。
✅ 投資は“金持ちのためのもの”ではない
むしろ、少額からコツコツ始める人のための武器です。
あなたも今日から、
未来の自分に“ありがとう”と言えるような一歩を踏み出してみませんか?

まずは小額から始めて、投資は怖くないということを実感してみましょう!
それでは、今回の内容は以上となります!
今回も読んでいただき、ありがとうございました!!
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