こんにちは!りらくです。
以前に定期預金と個人向け国債を比較しました。

じゃあインデックス投資は定期預金と比べるとどうなの?
お金を増やす方法として、定期預金と同じようにインデックス投資もよく耳にしますが、それぞれに特徴があります。定期預金はリスクが少なく安定していますが、リターンも少なめ。一方、インデックス投資はリスクがあるものの、長期的には高いリターンが期待できる投資方法です。
特にインデックス投資は、どのインデックスを選べばいいのかが迷うポイントです。この記事では、インデックス投資の基準とおすすめの商品も含めて、定期預金とインデックス投資を比較し、どちらが自分に合っているのかをわかりやすく解説します。
目次
定期預金とは?
定期預金は、お金を一定期間預けることで利息をもらう方法です。特徴は、元本保証があること。つまり、預けたお金は必ず返ってきます。リスクがほぼなく、初心者でも安心して始められるのが魅力です。
でも、最近の日本では金利が低いため、リターンは非常に少ないというデメリットもあります。
定期預金のメリット
- 元本保証:預けたお金は確実に戻ってきます。
- リスクが少ない:市場の変動に影響されることがないので安心です。
- 簡単に始められる:手続きがシンプルで、特別な知識は必要ありません。
定期預金のデメリット
- 利息が低い:最近の金利が非常に低いため、リターンが少ないです。
- インフレに負ける:物価が上がるとお金の価値が減ってしまう可能性があります。
- お金が引き出せない:定期預金は、設定した期間中にお金を引き出すことができません。

元本保証のおかげで減ることはないけど、インフレでお金の価値が下がったときは対応が難しくなるね
インデックス投資とは?
インデックス投資は、特定の企業や銘柄ではなく、市場全体に投資する方法です。これにより、リスクを分散しながら、長期的には安定したリターンを狙います。代表的なものには、アメリカのS&P500や、日本の日経平均株価があります。
インデックス投資は、元本保証はありませんが、市場全体の成長に合わせてリターンを得ることができるため、長期間にわたって安定した資産形成が期待できます。
インデックス投資のメリット
- 分散投資:市場全体に投資することでリスクが分散されます。
- 長期的にリターンが大きい:過去の実績を見ると、市場全体は安定して成長しています。
- コストが低い:運用手数料が比較的低く、長期間の運用でもコストが抑えられます。
インデックス投資のデメリット
- 元本保証がない:市場が不況になった時など、元本割れの可能性があります。
- 短期的な利益を得にくい:インデックス投資は長期間で安定したリターンを狙う方法なので、短期で大きな利益を求めるには向いていません。
- 市場の影響を受ける:市場全体が下がると、インデックス投資のリターンも影響を受けます。

分散投資することでリスクを抑えていて、長期的にはリターンが大きいものなんだね
定期預金とインデックス投資のリターン比較
定期預金とインデックス投資のリターンを比較すると、次のようになります。
投資方法 | 年間リターン(概算) | 1年間のリターン(100万円投資) |
定期預金 | 0.02%〜0.05% | 200円〜500円 |
インデックス投資 | 7%〜10%(過去の実績) | 70,000円〜100,000円 |
10年後のリターンシミュレーション
では、定期預金とインデックス投資が10年間でどのようなリターンをもたらすかシミュレーションしてみましょう。仮に100万円をそれぞれに投資した場合を考えます。
定期預金の10年後のリターン
定期預金の金利を0.05%と仮定します。単純計算では以下のようになります。
100万円 × (1 + 0.0005) ^ 10 ≒ 100万5012円
つまり、10年後のリターンは約5000円です。
インデックス投資の10年後のリターン
インデックス投資は過去の実績に基づいて、年平均リターンを7%として計算します。複利効果を考慮して以下の計算を行います。
100万円 × (1 + 0.07) ^ 10 ≒ 100万円 × 1.967 ≒ 196万7000円
インデックス投資の場合、10年後のリターンは約96万7000円となります。
結果の比較
- 定期預金:10年間で5000円のリターン
- インデックス投資:10年間で96万7000円のリターン
このシミュレーションからわかるように、インデックス投資は長期間の運用で大きなリターンを得ることができます。もちろん、インデックス投資はリスクもありますが、長期的にはそのリスクを乗り越えて、安定したリターンを得る可能性が高いです。

5000円と96万円なら、かなりの差になるね!
インデックス投資で何を選ぶべきか?
インデックス投資を始めるにあたって、どの商品を選べばいいのかは非常に重要なポイントです。初心者がインデックス投資を選ぶ際の基準を紹介します。
インデックス投資を選ぶ基準
- 投資対象が広いこと
- 広く分散投資できるインデックスを選ぶと、リスクを抑えることができます。例えば、S&P500や全世界株式インデックス(FTSE All-World Index)は、広く分散されており、リスクを軽減できます。
- コストが低いこと
- インデックス投資はコストが低いのが特徴ですが、同じインデックスを追いかける商品でも、運用手数料が異なります。手数料が低ければ低いほど、リターンをそのまま享受できます。
- 長期的に運用可能なこと
- インデックス投資は、基本的に長期的な運用を前提にしています。そのため、長期間保有しても問題ない商品を選ぶことが重要です。
おすすめのインデックス投資商品
- S&P500インデックスファンド
- アメリカの500社に投資することができるインデックスファンドです。アメリカの株式市場全体に投資するため、成長が期待できます。代表的な商品には「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」があります。運用コストも低く、初心者におすすめです。
- 全世界株式インデックスファンド
- 世界中の株式市場に分散投資できるインデックスファンドです。例えば、「楽天・全世界株式インデックス・ファンド」などがあります。これに投資することで、世界中の成長を享受でき、リスクを分散することができます。
インデックスファンドの選び方については以下動画でも紹介されています。
出典:両学長 リベラルアーツ大学
まとめ
- 定期預金はリスクが少ないですが、リターンが少ないので、短期間で少しずつ増やしたい場合に向いています。
- インデックス投資はリスクがあるものの、長期的には高いリターンを狙うことができます。どのインデックスを選ぶかが重要で、広く分散されているインデックスを選ぶことをおすすめします。
おすすめの商品には、S&P500や全世界株式などがあります。運用コストが低く、長期的に安定した成長が期待できる商品を選ぶと良いでしょう。

インデックス投資で資産を増やそう!
それでは、今回の内容は以上となります!
今回も読んでいただき、ありがとうございました!!
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