【初心者向け】株式投資・投資信託・国債・NISAまで完全ガイド

お金

こんにちは!りらくです。

投資について始めようと思っても以下のように感じる方は多いのではないでしょうか?

投資って難しそう…

お金のことを勉強しても、何から始めたらいいか分からない…

実は投資は思っているよりも身近なものです。少しずつ学んでいけば、投資の楽しさや可能性に気づくことができますよ。

例えば、株式投資や投資信託、国債など、選べる投資商品はたくさんあります。それぞれには特徴や魅力があり、自分に合った投資方法を見つけることができます。また、最近では「NISA」など、税制の優遇を受ける方法も登場しており、少額からでもスタートできる環境が整っています。

この記事では、投資に対する不安を少しでも軽くできるように、わかりやすく解説します。株式投資や投資信託、為替、国債など、投資の基本から始め、少しずつ投資に対する理解を深めていきましょう。初めての一歩を踏み出すお手伝いができれば嬉しいです!

今回も以下の本の内容を踏まえつつ、解説していきます。

株式投資とは? ~基礎知識と利益の得方~

株式投資の基本

株式投資とは、企業が資金調達のために発行する「株」を購入し、その企業の一部を所有することです。企業の業績が良ければ、株価は上昇し、あなたも利益を得られる可能性があります。

利益の得方

株式投資で利益を得る方法には、主に以下の2種類があります。

  • キャピタルゲイン(値上がり益)
    株を安く買って、高く売ることによって得られる利益です。例えば、1,000円で購入した株を1,500円で売ると、500円の利益が出ます。
  • インカムゲイン(配当金)
    株を保有していることで、企業から配当金や株主優待を受け取ることができます。例えば、年に2回、1株あたり100円の配当があれば、1,000株保有していれば10万円の配当を得ることができます。

2通りの方法があるんだね!

株価が上下する理由 ~変動要因を理解する~

株価はなぜ上下するのでしょうか?株価は、企業の業績経済情勢投資家の心理など、さまざまな要因によって影響を受けます。

主な株価変動の要因

  • 企業の業績
    売上や利益が順調に伸びれば、株価は上がりやすくなります。逆に、業績が悪化すれば、株価が下がることもあります。
  • 経済情勢
    GDPや失業率、消費者物価指数などの経済指標が良好であれば、株価は上昇しやすいです。逆に、景気が悪化すると株価は下がりやすくなります。
  • 金利政策
    中央銀行が金利を引き上げると、株式投資よりも金利が魅力的な債券に投資資金が流れるため、株価が下がることがあります。
  • 為替レート
    特に輸出企業では、為替レートの変動が株価に大きく影響します。例えば、円安(円が安くなること)は輸出企業にとっては有利であり、株価が上がることが多いです。

その会社の業績以外にも株価が変わる理由があるんだね!

株価指数とは? ~主要な株価指数を理解する~

株価指数は、複数の株式を組み合わせた平均値であり、株式市場全体の動向を把握するために使われます。代表的な株価指数には、日本の「日経平均株価」や、アメリカの「ダウ・ジョーンズ工業株30種平均」などがあります。

主な株価指数

  • 日経平均株価(Nikkei 225)
    日本の代表的な株価指数で、東京証券取引所に上場している225銘柄の株価を元に計算されます。日本経済全体の動向を知るための指標として広く使われています。
  • ダウ・ジョーンズ工業株30種平均(DJIA)
    アメリカの代表的な株価指数で、30銘柄の株価を基に算出されます。世界経済の動向に影響を与える重要な指標です。
  • TOPIX(東京証券取引所株価指数)
    東証プライム上場銘柄と東証スタンダード上場銘柄(一部)を対象にした株価指数で、時価総額加重型の指数です。市場全体の動きを反映するため、広範な指標として利用されます。

日経平均とかダウとかはニュースでも聞くね!

投資信託の基本 ~分散投資でリスク軽減~

投資信託とは、多数の株や債券に分散して投資できる金融商品です。投資信託を利用することで、少額からでも分散投資を行い、リスクを軽減することができます。

投資信託のメリット・デメリット

メリット

  • 少額投資が可能
    100円〜の少額から投資を始められるため、初心者にもおすすめです。
  • 分散投資
    複数の銘柄に投資するため、一つの銘柄の値下がりリスクを抑えることができます。
  • プロが運用
    ファンドマネージャーが専門知識を駆使して運用してくれるため、運用の手間を省けます。

デメリット

  • 手数料がかかる
    購入手数料や信託報酬(運用管理費用)がかかるため、長期的な運用では費用が積み重なる可能性があります。
  • 即時売買できない
    株と違い、即座に売買できません。約定には数営業日かかることがあります。

投資信託は色々な株や債券のセット商品みたいなイメージだね

インデックスファンド vs アクティブファンド

投資信託にはインデックスファンドアクティブファンドの2種類があります。それぞれの特徴を理解することで、投資スタイルに合わせた選択ができます。

インデックスファンド

インデックスファンドは、日経平均やTOPIXなどの株価指数に連動した運用を目指すファンドです。市場全体の平均的なリターンを狙うため、リスクは低めで、手数料も安価です。

特徴

  • 低コスト
    運用が機械的なため、ファンドマネージャーへの報酬が少なく、手数料が安いです。
  • 長期投資に向いている
    市場全体に投資するため、長期的に安定したリターンを期待できます。

アクティブファンド

アクティブファンドは、市場平均を上回るリターンを狙って、ファンドマネージャーが積極的に銘柄を選定して運用するファンドです。

特徴

  • 高いリターンを狙える
    優れた銘柄選定やタイミングで、市場平均を超えるリターンを得られる可能性があります。
  • 手数料が高い
    運用が積極的であるため、インデックスファンドよりも手数料が高くなる傾向があります。

長期で見ると、アクティブファンドよりもインデックスファンドの方が良いかも

国債の基本 ~安定した低リスク資産~

国債とは、政府が発行する借金証書で、一定の期間後に元本と利子を返済することを約束するものです。日本の国債は、信用度が非常に高いため、リスクが低いとされています。

国債のメリット

  • 低リスクで安定的な収入
    元本保証があり、インフレに対しても比較的安定した収入を得られます。
  • 税制優遇
    個人向け国債には、税制優遇があるため、税金面でもお得です。

国債のデメリット

  • 利回りが低い
    国債の利回りは非常に低いため、大きなリターンを求める投資家には向いていません。
  • インフレリスク
    インフレが進行した場合、実質的な利回りが低下する可能性があります。

元本が保証されているのは安心できるね!

新NISAとは? ~少額から始める非課税投資制度~

2024年からスタートした「新NISA(少額投資非課税制度)」は、投資で得た利益に税金がかからないお得な制度です。国が推進する資産形成支援策の一環として、より多くの人が投資を始めやすくなるよう設計されています。


新NISAの仕組み

新NISAは、2つの投資枠を組み合わせて利用します。

投資枠年間投資上限主な対象商品
つみたて投資枠年間120万円インデックス型投資信託など
成長投資枠年間240万円上場株式、ETFなど
  • 合計年間最大360万円まで投資可能
  • 生涯で最大1,800万円まで非課税(うち成長投資枠は1,200万円まで)

新NISAのメリット

  • 運用益や配当金が非課税
    通常は約20%の税金がかかる株式や投資信託の利益も、新NISA口座内なら非課税になります。
  • 投資初心者でも始めやすい
    つみたて投資枠は、国が厳選した長期投資向け商品が対象で、初心者に優しい設計です。
  • 投資先の自由度が高い
    成長投資枠では、個別株式やETFなど、幅広い商品に投資可能です。
  • 口座は恒久化
    旧NISAは期限付き制度でしたが、新NISAは恒久制度として、長期的に使えるようになりました。
  • 非課税期間の制限なし
    従来は非課税期間が5年などの制限がありましたが、新NISAでは無期限で保有可能です。

新NISAのデメリット・注意点

  • 損失の繰越控除が使えない
    通常の課税口座なら、損失を3年間繰り越せますが、NISA口座ではできません。
  • 非課税枠の再利用ができない
    一度売却した分の非課税枠は、その年には使い直すことができません。翌年に復活します。
  • 投資対象商品が限定されている
    つみたて投資枠では金融庁が認可した低コストで長期運用に適した商品に限定されます。
  • 元本保証がない
    銀行預金とは違い、元本が保証されているわけではありません。投資先によっては損をする可能性もあります。

2024年に制度が改良されたことで、更に投資がやりやすくなったね!

新NISAについて書かれた本は、以下の記事でも紹介しています!

投資を始めるには? ~最初のステップ~

投資を始めるためには、いくつかのステップを踏む必要があります。

  1. 投資目的を明確にする
    まず、投資の目的を考えましょう。資産形成を目指すのか、短期的な利益を狙うのか、目的によって選ぶ商品が異なります。
  2. 証券口座を開設する
    株式や投資信託を購入するためには、証券会社で口座を開設する必要があります。オンライン証券や銀行系証券など、口座開設が簡単なところを選びましょう。
  3. 資産配分を考える
    どの資産にどれだけ投資するかを決めます。リスクを分散するため、株式、債券、投資信託、国債などにバランスよく投資することが一般的です。
  4. 少額から始める
    初めて投資をする際は、少額から始めて経験を積みましょう。投資信託などを利用すれば、少額から分散投資が可能です。

最近はネット証券への不正アクセスも問題になっているから、セキュリティはしっかりしよう!

まとめ ~自分に合った投資方法を見つける~

株式投資、投資信託、国債、NISAなど、投資にはさまざまな選択肢があります。大切なのは、自分の投資目的やリスク許容度に合った商品を選び、分散投資を心がけることです。初心者でも、少額から始めて経験を積み、投資の基本を理解していけば、着実に資産を増やすことができるでしょう。

NISAなどの税制優遇を活用することで、税金面でお得に投資を進めることができます。まずは自分に合った投資方法を見つけ、長期的な視点で資産形成を進めていきましょう。

着実に資産を築いていこう!

それでは、今回の内容は以上となります!

今回も読んでいただき、ありがとうございました!!

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