【初心者向け】銀行の種類と特徴を徹底解説!ネットバンクとの違いと選び方のコツ

お金

こんにちは!りらくです。

世の中には色々な金融機関がありますが、それぞれの特徴はイマイチ分からないという方は多いのではないでしょうか?

銀行ってたくさんあるけど、どこを使えばいいの?

ネットバンクがお得って聞くけど、本当に大丈夫?

このような疑問を持つ方のために、この記事では日本にある代表的な7種類の金融機関の特徴や役割をわかりやすく解説し、ネットバンクとの違いや金利・手数料の比較も紹介します。

銀行選びを間違えると、知らない間に損をしていることも。自分に合った銀行を選ぶために、しっかりと理解しておきましょう!

今回の記事では、以下の本の内容も踏まえて解説しております。

ゆうちょ銀行|全国どこでも利用できる安心の金融機関

ゆうちょ銀行は、日本郵政グループが運営する金融機関で、国の郵便局に設置されたATMを通じてサービスを提供しています。

最大の特徴は、地方や離島を含めた圧倒的なサービス網。都市部に限らず、どこでも利用できる利便性が魅力です。
また、かつては国営であったことから信頼性も高く、預金の上限額は1,300万円に設定されています(2024年現在)。預金の保護については、日本政府が保証しており、万一の場合でも安全性が確保されています。

ただし、普通預金の金利は0.200%と低く、資産運用目的には不向きです。あくまで「安心・便利な生活用口座」として使うのが基本です。

ゆうちょのATMは色々なところで見かけるね!

メガバンク(三菱UFJ・三井住友・みずほ)|総合的なサービスと信頼性

三大メガバンクは全国に支店を持ち、個人・法人向けの幅広い金融サービスを提供しています。

住宅ローン、投資信託、外貨預金、保険なども取り扱っており、対面での相談体制が整っているのが特徴。人生の大きな資金に関する相談にも強みがあります。特に大きな買い物や家族の保障を考えたときには、信頼できるパートナーとなるでしょう。

一方で、普通預金の金利は0.200%程度と低く、ATM利用や振込手数料も高めです(他行あては1,000円ほどになることも)。
手数料を抑えたい人には不向きかもしれませんが、総合的なサービスの充実度では他の銀行と比べて優れています。

サービスは良いかもだけど、地方に行くと支店やATMが少なくなるね

信託銀行|資産管理・相続に強い専門型銀行

信託銀行は、通常の銀行業務に加えて、財産の管理や承継を専門とする機能を持つ銀行です。代表的なのは三井住友信託銀行や三菱UFJ信託銀行など。

信託銀行は、遺言信託、相続財産の整理、不動産管理、年金の受託など、資産の管理に関して専門的なサービスを提供します。特に相続や遺言書の作成、年金制度の管理に強みがあり、これから相続対策を考えたい方にとって非常に便利です。

また、企業年金の運用や不動産信託にも対応しており、資産家や法人にとって心強い存在です。
預金については通常の銀行同様、1,000万円までペイオフ対象です。

信託銀行は資産管理に重きを置いている金融機関なんだね

信用金庫|地域密着型で親しみやすい金融機関

信用金庫は、特定地域に住む人や中小企業を対象に営業する非営利の協同組織金融機関です。営利を目的とせず、地域の発展を目的に活動しているのが特徴です。

地元の事業者向けの融資に強く、審査基準も大手銀行より柔軟な場合があります。また、相談対応も親身で、地域密着の温かい対応が期待できます。大手銀行では対応しきれない小規模事業者のニーズに応えるため、資金調達に困っている場合にも非常に頼りになります。

全国展開はしていませんが、地域に根ざしたサービスを希望する方には非常に心強い存在です。

銀行のように利益が最優先ではなく、地域発展を目的にしているんだね!

信用組合|さらに小規模な地域や団体を支える金融機関

信用組合は、信用金庫よりもさらに規模が小さく、特定の職域や地域に属する人だけが利用できる金融機関です。
こちらも非営利の協同組織で、地域住民同士の助け合いを理念としています。

取扱商品はシンプルですが、預金金利が大手銀行より高めに設定されていることも多く、特定の地域や職域に属する人にとってはお得な選択肢です。

ただし、誰でも利用できるわけではないので、事前に条件を確認しておく必要があります。

信用組合=小さな信用金庫というイメージだね

JAバンク|農業系の総合金融機関

JAバンクは全国の農業協同組合(JA)が運営する金融ネットワークで、農業者だけでなく一般の個人も利用可能です。

JAならではの特徴として、地方に強く、実店舗数が多いことが挙げられます。特に高齢者にとっては対面対応が安心できる要素となります。

預金、ローン、保険、年金など幅広いサービスを提供しており、金利や手数料は大手銀行と同程度。
農業に関係なく、「地元で安心して使いたい人」には選択肢の一つになります。

農業関係者ではなくても利用することができるんだね!

ネットバンク(楽天銀行、住信SBIネット銀行など)|利便性とコスパが最強!

ネットバンクは、実店舗を持たないオンライン専用の銀行で、すべての取引がスマホやPCで完結します。

手数料や金利が圧倒的に有利なのが最大のメリット。たとえば、楽天銀行では楽天証券との連携で普通預金金利が最大年0.22~0.28%までアップ。
振込手数料も条件次第で月に数回〜20回程度無料
になるケースもあり、コストパフォーマンスは非常に高いです。

しかし、通帳がなく、対面相談もできないため、パソコンやスマホに不慣れな方には不向きです。
それでも、インターネットバンキングをフル活用できるなら、銀行の手数料や金利面で圧倒的にお得です。

コンビニのATMを手数料0円で使えるから、利便性は断トツだよね!

ネットバンク(SBI新生銀行)を利用した際の過去の記事はこちらです。

ネットバンクの金利・手数料ランキング

ネットバンクは、手数料が安く金利が高い点が最大の魅力です。以下は、代表的なネットバンクの金利手数料の比較ランキングです。

1. 楽天銀行

  • 普通預金金利
    • 通常金利:年0.20%(税引後 年0.159%)
    • 楽天カードの引き落としがある場合:年0.22%(税引後 年0.175%)
    • 楽天証券との連携(マネーブリッジ)を利用している場合:
      • 普通預金残高300万円以下:年0.28%(税引後 年0.223%)
      • 300万円超の部分:年0.22%(税引後 年0.175%)
  • 振込手数料
    • 楽天銀行口座宛:105円(税込)
    • 他行口座宛:
      • 3万円未満:168円(税込)
      • 3万円以上:262円(税込)
    • 「ハッピープログラム」にエントリーすると、会員ステージに応じて振込手数料が優遇される場合があります。
  • ATM利用手数料
    • 提携ATMでの入金:
      • 3万円以上の入金:手数料無料
      • 3万円未満の入金:手数料が発生(具体的な金額は提携ATMによって異なります)
    • 提携ATMでの出金:手数料が発生(具体的な金額は提携ATMによって異なります)
    • 「ハッピープログラム」にエントリーしている場合、会員ステージに応じて毎月最大7回までATM手数料が無料になります。
  • 特徴
    • 楽天証券との連携により、最大年0.28%の高金利が適用されます。
    • 楽天市場での買い物にポイント還元を活用することで、実質的な利便性も向上します。

2. 住信SBIネット銀行

  • 普通預金金利
    • 通常金利:年0.20%(税引後 年0.159%)
    • SBIハイブリッド預金(SBI証券との連携)を利用している場合:年0.21%(税引後 年0.167%)
  • 振込手数料
    • 住信SBIネット銀行口座宛:無料
    • 他行口座宛:
      • 3万円未満:168円(税込)
      • 3万円以上:262円(税込)
      • 「スマートプログラム」にエントリーすると、会員ステージに応じて振込手数料が優遇される場合があります。
  • ATM利用手数料
    • 提携ATMでの入出金:手数料が発生(具体的な金額は提携ATMによって異なります)
    • 「スマートプログラム」にエントリーしている場合、会員ステージに応じて毎月最大15回までATM手数料が無料になります。
  • 特徴
    • SBI証券との連携が強力で、投資信託や株式取引もスムーズに行えます。
    • 無料振込回数も多く、金利も高めです。

3. イオン銀行

  • 普通預金金利
    • 通常金利:年0.20%(税引後 年0.159%)
    • 「イオン銀行Myステージ」でプラチナステージの場合:年0.25%(税引後 年0.199%)
  • 振込手数料
    • イオン銀行口座宛:無料
    • 他行口座宛:220円(税込)
    • 「イオン銀行Myステージ」にエントリーすると、会員ステージに応じて振込手数料が優遇される場合があります。
  • ATM利用手数料
    • イオン銀行ATMでの入出金:無料
    • 提携ATMでの入出金:手数料が発生(具体的な金額は提携ATMによって異なります)
    • 「イオン銀行Myステージ」にエントリーしている場合、会員ステージに応じて毎月最大5回までATM手数料が無料になります。
  • 特徴
    • イオンカードとの連携により、ショッピングでの特典やポイント還元が豊富です。
    • 金利が高めで、頻繁にATMを利用する場合にもお得です。

4. auじぶん銀行

  • 普通預金金利
    • 通常金利:年0.21%(税引後 年0.167%)
    • 「auまとめて金利優遇」および「auマネ活プラン金利優遇」の条件をすべて満たした場合:最大年0.51%(税引後 年0.406%)
  • 振込手数料
    • auじぶん銀行口座宛:無料
    • 他行口座宛:
      • 3万円未満:168円(税込)
      • 3万円以上:262円(税込)
    • 「じぶんプラス」にエントリーすると、会員ステージに応じて振込手数料が優遇される場合があります。
  • ATM利用手数料
    • 提携ATMでの入出金:手数料が発生(具体的な金額は提携ATMによって異なります)
    • 「じぶんプラス」にエントリーしている場合、会員ステージに応じて毎月最大11回までATM手数料が無料になります。
  • 特徴
    • auユーザー向けのサービスに強みがあり、携帯電話料金の支払いや、auポイントを活用することでさらにお得に利用できます。

金利・手数料の比較一覧

項目ネットバンクゆうちょ銀行メガバンク信託銀行信用金庫/組合JAバンク
普通預金金利最大年0.28%(条件付き)※楽天銀行マネーブリッジ利用時年0.20%年0.20%年0.20%年0.21%(一部地域)年0.20%(一部地域)
他行振込手数料月3~20回無料(条件付き)※銀行・ステージにより異なる165円(ゆうちょダイレクト利用時)220~330円(ATM利用時)220~330円(ATM利用時)約200円(ATM利用時)220~330円(ATM利用時)
ATM利用料月数回無料(条件付き)※銀行・ステージにより異なる原則無料(ゆうちょATM利用時)時間帯で変動(110~220円)時間帯で変動(110~220円)基本無料(自社ATM利用時)原則無料(自社ATM利用時)
対面サービス×(なし)◯(あり)◯(あり)◯(あり)◯(あり)◯(あり)

比較してみると、金利や手数料などの違いが良く分かるね!

結論|使い分けが一番おすすめ!

銀行は「どこが一番いいか」ではなく、「自分のライフスタイルに合っているか」で選ぶのがポイントです。
1つの銀行にこだわらず、目的別に使い分けるのがもっとも効率的です。

目的別おすすめ例

利用目的おすすめ金融機関
手数料・金利で得をしたいネットバンク
地方や離島で安定して使いたいゆうちょ銀行、JAバンク
対面相談やローンを重視したいメガバンク、信用金庫
相続や資産管理に備えたい信託銀行
地元でのビジネスや助け合い重視信用金庫、信用組合

各金融機関の特徴を比較して、自分に合うところを探してみよう!

まとめ

金融機関にはそれぞれに役割や強みがあります。
一つに決めず、目的別に使い分けることが家計管理や資産形成のコツです。

手数料を抑えて金利を得たいならネットバンク、相続対策には信託銀行、地域での信頼を重視するなら信用金庫やJAバンク。
うまく活用して、あなたにとって最適な銀行選びをしていきましょう!

自分に合った金融機関を見つけよう!

それでは、今回の内容は以上となります!

今回も読んでいただき、ありがとうございました!!

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