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こんにちは!りらくです。

将来のためにお金を貯めたい

老後に備えて何か始めたい
そんなふうに考えたときに、多くの人が選択肢として挙げるのが「積立保険」や「投資」。
でも、こんな疑問を持っている人も多いのではないでしょうか?

積立保険と投資って何が違うの?

安全そうな保険の方が良いんじゃないの?

投資ってリスクがあるって聞くけど大丈夫?
結論を言うと、以下の通りです。
- 積立保険は「保障」がメインで、資産形成には向いていない
- 投資は「増やすこと」に特化しており、長期で見ればリターンが大きい
- 将来のお金を増やすには、積立保険よりも投資がおすすめ
それでは、なぜ投資の方がオススメなのかを積立保険と投資の違いを5つのポイントで徹底比較し、解説していきます。
目次
積立保険と投資の比較
よくある誤解:「投資は危険」「保険は安全」
✅ 投資はリスク=悪?
「投資は怖い」「損しそう」と思っている方も多いですが、それは短期的な値動きを気にしすぎているからです。
実際には、分散投資+長期保有を行えば、リスクはかなり抑えられます。
例:
年間5万円を20年間積み立てる場合
- 積立保険:約110万円(ほぼ元本)
- 投資(年5%):約165万円(+55万円)
✅ 保険は本当に安心?
たしかに「保障」があるのは魅力ですが、資産を増やす機能は限定的。
それなのに高額な保険料を毎月払い続けるのは、コスパが悪いです。

保険は資産を増やすには不向きなんだね
積立保険 vs 投資 ― 5つの観点から比較!
ここでは、「積立保険」と「投資」を5つのポイントで比較し、さらに具体的なシミュレーションを用いて、どちらが資産形成に向いているかをよりリアルに確認していきます。
比較ポイント | 積立保険 | 投資 |
目的 | 保障+貯蓄 | 資産形成 |
利回り | 年0.5〜1.5% | 年3〜7%(期待) |
途中解約 | 大きく損する可能性 | 必要に応じて現金化可能 |
自由度 | 商品変更・停止が困難 | 積立額や商品を自由に変更可能 |
手数料 | 高い(保障・販売手数料) | 安い(ネット証券なら低コスト) |

利回りもかなり違うし、投資の方が手数料が安かったり商品変更も自由なんだね
実際のシミュレーション:月3万円を20年間積み立てた場合
▼ケース①:積立保険(年利1.0%)
- 毎月の支払額:30,000円
- 積立期間:20年間
- 利回り:年1.0%(保険商品の平均的な水準)
- 元本:30,000円 × 12ヶ月 × 20年 = 720万円
- 満期時受取額:約791万円
▶ 増加額:約71万円(+9.8%)
※解約時期によっては元本割れの可能性あり。途中での解約は特に注意。
▼ケース②:投資信託(年利5.0%)
- 毎月の積立額:30,000円
- 積立期間:20年間
- 利回り:年5.0%(インデックス投資の平均的リターン)
- 元本:720万円(同条件)
- 将来の資産額(複利運用):約1,238万円
▶ 増加額:約518万円(+72%)
※投資信託の運用成績によるが、長期・分散でリスクは抑えられる

積立額と運用期間は同じなのに、こんなにも差が出るんだね!
✅ なぜここまで差がつくのか?
ポイントは「複利の力」と「利回りの差」です。
たった4%の利回り差(1%と5%)でも、20年も運用すれば資産額に500万円以上の差がつくのです。
積立保険は保険会社が運用して得た利益から「保障コスト」や「手数料」を引いた後の金額が返ってくるため、どうしても利回りが低くなりがちです。
一方、投資では自分で運用商品を選び、低コストのインデックスファンドなどに積立すれば、効率的な資産形成が可能になります。

保険はコストが増えてしまうから、その分資産を増やすのが難しくなるんだね
✅ 中途解約時の違いにも注意!
- 積立保険の場合
5年以内の解約では、返戻金が支払った金額の50〜70%程度にしかならないことも。
例えば300万円積立済でも、解約金は150万円程度というケースも。 - 投資の場合
市場の状況によるが、必要な時に自由に一部を現金化できる。元本割れのリスクはあるが、適切に分散すれば大きな損失リスクは抑えられる。
このように、同じ「月3万円を20年積み立てる」という条件でも、資産形成という観点では投資が圧倒的に有利です。積立保険は「保障付き貯金」に過ぎず、老後資金や教育資金を本気で増やしたい方には向いていません。

もちろん投資にはリスクもあるけど、投資信託を長期間運用すればリスクは減るから、わざわざ保険を選ぶ理由はないかもね
保険は不要?投資に有利な制度は?
ここで大事なのが「保険は必要ない」と言っているわけではありません。
保障は最低限、資産形成は投資で行う。これがもっとも合理的な考え方です。
保険の使い方のコツ
- 死亡保障:掛け捨て型の定期保険でカバー(保険料が安い)
- 医療保障:高額療養費制度+少額の民間保険で十分
- 貯蓄:新NISAやiDeCoなどで投資運用を活用
高額療養費制度やiDeCoについては、以下記事で紹介していますので、ご覧になってみてください。

日本は公的制度が充実しているから、それでカバーできない分を保険で最低限まかなえば大きな問題はなさそうだね!
積立保険をやめて、投資に切り替えるには?
もし現在、積立保険を契約していて迷っている方は、以下のステップを試してみてください。
ステップ1:契約内容の確認
・満期までの期間
・解約返戻金の推移
・年利換算した実質利回り
ステップ2:不要な保障はないか見直す
・保障内容が重複していないか
・生活環境に合っているか
ステップ3:必要なら解約 or 転換を検討
・満期が近い場合は継続
・長期間残っている場合は解約して投資へ切り替えも選択肢
※解約には注意が必要です。損を最小限にするには、専門家への相談も有効です。

保険解約時には色々な手で引き留められる可能性もあるので、注意しよう!
新NISAの活用がカギ!投資初心者はここから始めよう
2024年からスタートした「新NISA」は、投資で得た利益が非課税になる国の制度です。投資初心者でも使いやすい仕組みが整っています。
新NISAの概要 |
年間投資枠:360万円(つみたて+成長) |
非課税期間:無期限 |
対象商品:投資信託・ETF・株式など |
対象者:18歳以上なら誰でも利用可能 |
✅ 毎月1万円からでもOK
✅ 証券口座開設はネットで簡単5分
✅ 楽天証券やSBI証券などが人気
新NISAについては以下記事で詳しく紹介していますので、ご覧になってみてください。
まとめ:資産形成には積立保険より投資がオススメ!
積立保険と投資は一見似ていても、目的と効果はまったく異なります。
- 積立保険は保障がメインで、利回りが低く途中解約も不利。資産を「守る」には有効でも「増やす」には不向きです。
- 一方、投資は資産形成に特化しており、長期・分散運用をすれば効率的にお金を育てられます。
同じ「月3万円の20年積立」でも、
積立保険:約791万円
投資信託:約1,238万円
→ 約500万円以上の差がつくことも。
つまり、将来に向けてお金を増やしたいなら、投資が圧倒的に有利です。
🔸 保険は最低限の保障にとどめる
🔸 資産形成はNISA制度を利用する

過剰な保険は見直し、それで浮いた資金を投資に回しましょう!
それでは、今回の内容は以上となります!
今回も読んでいただき、ありがとうございました!!
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