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こんにちは、りらくです!

お金を増やしたい

将来が不安だから資産運用を始めたい
こうした前向きな気持ちに漬け込んでくるのが、投資詐欺です。
投資詐欺とは、「儲かる話がある」「利回りが保証されている」などと持ちかけて、実際には資金を騙し取る詐欺です。
被害者は、最初は相手を疑っていたとしても、
- 少額で利益が出たように見える
- 相手が親身に将来のことを話してくる
- 投資サイトやアプリのデザインが本物っぽい
といったことで次第に信用してしまい、大きな金額を預けてしまいます。
しかも最近の詐欺は、昔のような怪しい電話勧誘ではなく、SNS・マッチングアプリ・LINEグループなど、普段の生活の中に自然に入り込んできます。
今回は、投資詐欺の実例をもとに、
「どこが危険だったのか」「どんな共通点があるのか」
さらに、今日からできる防止策までわかりやすく解説します。
実際に起きた投資詐欺の実例とその手口
【実例①】マッチングアプリで知り合った「外国人実業家」詐欺
被害者:30代女性/被害額:約500万円
マッチングアプリで知り合った外国人男性。
「僕は投資家で、将来は一緒にビジネスをしたい」と語り、
2人の未来のためと称して投資を提案。最初は出金もできて信用したが、
追加で入金したところ出金時に「保証金が必要」と言われ、そのまま音信不通に。
🔎この手口の特徴
→ 最初に「利益が出る体験」をさせて信用を得る
→ 恋愛感情に乗じて判断力を鈍らせる
→ 出金時に「税金」「保証金」「手数料」を要求して搾取

恋愛感情を利用して酷い話だね

ちなみに、私も似たような経験があります。幸いにも被害には遭っていませんが、不自然な流れで不動産投資を勧められました。
【実例②】SNS経由での仮想通貨詐欺
被害者:60代女性/被害額:約1億5,000万円
SNSで知り合った男性から「仮想通貨投資で資産が2倍になる」と勧誘。
何度か利益が出て安心し、繰り返し送金。
出金しようとすると「引き出しに別途コストがかかる」と言われ続け、
気づいたときには連絡が取れず、詐欺だと発覚。
🔎この手口の特徴
→ 高齢者のITリテラシーの低さを狙う
→ 仮想通貨という聞き慣れないワードで信頼性を演出
→ 出金は常に“あと一歩”と思わせて引き延ばし

よく理解できていないことには手を出さない方が良いね
【実例③】LINEグループを使ったFX詐欺
被害者:60代男性/被害額:約2,000万円
投資情報が飛び交うLINEグループに招待され、
「月利10%のFX運用」と言われて参加。専用アプリでは確かに利益が出ていたが、
出金しようとするとできず、連絡も途絶える。
🔎この手口の特徴
→ 見知らぬグループチャットへの招待
→ 「他の人もやってる」という安心感を演出
→ アプリ上の“数字”は偽物でも信じ込ませられる

たまに知らないLINEグループに招待されることがあるね
【実例④】SNSの著名人広告で誘導された詐欺サイト
被害者:60代男性/被害額:約6,300万円
SNS上の広告で有名人が「必ず儲かる」と発言しているのを見て、
記載された専用サイトから口座を開設。利益は増えているように見えたが、
出金できずに詐欺が発覚。
🔎この手口の特徴
→ 著名人の画像・発言を勝手に使う(肖像権侵害)
→「公式風」のWebサイトで信頼感を演出
→ サイト上の収益表示がフェイク

被害を受けた人はもちろん、利用された著名人も災難だよね
【実例⑤】ポンジスキーム型詐欺(紹介制)
被害者:全国数百人/被害総額:数億円
知人から「紹介制の資産運用」として投資を勧誘され、
毎月高額の“配当”が振り込まれる。
しかし、実際には新たな出資金を既存の出資者に回していただけ。
資金が尽きた時点で破綻。
🔎この手口の特徴
→「紹介制」「会員制」で特別感を演出
→ 高配当を出し続けて信頼を得る
→ 最後にドンと崩壊し、逃げられる

自分にだけ来る良い話なんてないということを理解しておかないとね
【実例⑥】未公開株の詐欺販売
被害者:高齢者多数/被害額:数十万〜数百万円単位
「近いうちに上場予定の未公開株がある」と電話や訪問で勧誘。
安く買える今がチャンスと急がせるが、実際は株そのものが存在せず。
金融庁に未登録の“ニセ株”だった。
🔎この手口の特徴
→ 高齢者を狙った訪問販売や電話勧誘
→ 専門用語で煙に巻く
→ 金融庁非登録業者による無許可営業

慌てずにしっかりと考えないといけないね
⚠ 投資詐欺に共通する“7つの特徴”
以上の実例を踏まえて、そうし詐欺には以下のような共通する特徴があります。これらに該当するものは詐欺である可能性が非常に高いため、注意が必要です。
- 「元本保証」「必ず儲かる」など断言系ワード
- 出金時に「追加費用」「保証金」などを要求
- SNSやLINEなど非公式な手段での勧誘
- 短期間で高利回りをうたう(月利5〜20%など)
- 「紹介制」「特別ルート」などの特別感アピール
- 公式っぽいサイトやアプリが用意されている
- 周囲に相談するなと指示される(家族・警察を避ける)

これらの特徴は忘れないようにしよう!
投資詐欺にあわないために今日からできること
投資詐欺の被害に遭わないためには、「知識」と「習慣」の両方が大切です。
ここでは、誰でも今日から実践できる7つの予防策を紹介します。
金融庁登録の有無を必ず確認する
詐欺業者のほとんどは無登録業者です。
どれだけサイトが綺麗でも、アプリが本物っぽくても、「登録されていない=違法業者」と見てよいです。
そのため、まずは金融庁「登録業者リスト」で企業名・所在地・登録番号を調べてみましょう!検索しても出てこない業者に投資してはいけません。
SNSやLINEでの勧誘には一切応じない
- TwitterやInstagramのDM
- LINEグループへの招待
- マッチングアプリでの投資話
これらはすべて詐欺の温床です。
まともな証券会社や金融の専門家が、SNSのDMで投資を勧誘してくることは絶対にありません。
「うまい話」には必ず裏があると思うクセをつける
- 「年利20%」
- 「元本保証」
- 「ノーリスク・ハイリターン」
このような話が出てきた時点で、一度冷静になりましょう。
投資にリスクゼロはありません。利益が大きいほど、リスクも高くなるのが基本原則です。
すぐに決断しない。必ず「一晩置く」
詐欺師は、「今すぐ申し込めば特典がある」「限定募集だから今日中に」など、即決を迫ってきます。
どんなに魅力的に見えても、その場では絶対に契約しない・入金しないのが鉄則です。必ず以下のような対応をとりましょう!
- メール・DMは無視
- 電話なら「家族と相談します」と切る
- その間に、情報を調べる or 信頼できる人に相談する
少額の出金実績に安心しない
詐欺業者は、最初に「少額なら出金できる」仕組みを用意して、あなたの信頼を勝ち取ろうとします。
でもそれは、もっと大きな金額を引き出させるための“エサ”にすぎません。
最初に儲かったからといって、信用して追加投資しないことです。
投資の基礎知識を身につける
「知識がない」ことは、詐欺師にとって格好のターゲットになります。
基本的な金融リテラシーを身につけることで、怪しい話を見抜く目を養えます。
家族や信頼できる人に「投資の話」を相談する習慣を
詐欺師の常套句は「絶対に他人に言うな」です。
「これは秘密」「紹介制」などの文言で、孤立させて判断力を奪います。一人で判断せず、迷ったら誰かに聞きましょう。
📞 相談先一覧
- 家族・友人・上司
- 消費生活センター(188)
- 警察相談専用ダイヤル(#9110)
- 金融庁の「金融サービス利用者相談室」:
https://www.fsa.go.jp/receipt/soudansitu/index.html
✨ 補足Tips:信頼できる投資とは?
信頼できる投資の特徴は以下の通りです。
✅安全な投資先の特徴 | ❌詐欺の可能性が高い特徴 |
金融庁に登録されている | 無登録・運営者が不明 |
上場企業の株や公募投信 | 未公開株・紹介制の案件 |
自分で証券口座を開設 | 相手が口座やアプリを指定 |
長期的にリターンが期待される | 短期間で爆益を謳う |
リスクや元本割れの説明がある | 「絶対儲かる」「損しない」と断言 |

普段からお金の知識を得ておけば、安心だね!
まとめ:「被害にあう前に知ること」が最大の防衛策!
投資詐欺の世界は、年齢・性別・学歴を問わず、誰もがターゲットになります。
「儲けたい」「不安を解消したい」という気持ちを利用される
だからこそ、
- 「ちょっと怪しいかも」と思った時点で調べる
- 「一人で判断しない」ことを徹底する
- 「合法な投資だけを選ぶ」意識を持つ
この3つを心がけて、安心・安全な資産運用ライフを送りましょう!

あなたの大切な資産を守りましょう!
それでは、今回の内容は以上となります!
今回も読んでいただき、ありがとうございました!!
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