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こんにちは!りらくです。
投資を始めようとすると、まず「どこで取引をするか?」という悩みが出てきます。近年は手数料が安く、スマホやPCから気軽に取引できるネット証券が非常に人気です。とはいえ、ネット証券はメリットだけでなく、トラブルのリスクも存在します。また、銀行や対面の証券会社を利用するときにも独自の問題や注意点があります。今回はネット証券の特徴に加え、銀行や対面証券のデメリットや最近のトラブル事例も取り上げ、初心者の方が安心して利用できるようわかりやすく解説します。
目次
銀行や対面の証券会社のメリットと問題点
まず、銀行や対面の証券会社にて投資を始める際には、どのようなメリット・デメリットがあるのかを見ていきたいと思います。
メリット
- 対面相談で安心感が大きい
専門の担当者と直接話しながら資産運用の相談や疑問を解決できるため、初心者でも心強いです。特に複雑な金融商品や相続、税金の話は対面で説明を受けることで理解しやすくなります。 - 金融商品以外の相談も可能
銀行や証券会社ではローン、保険、年金、相続対策など金融全般の相談が一カ所で完結できるメリットがあります。
デメリット・リスク
- 手数料や管理費がネット証券より高いことが多い
実店舗の運営費や担当者の人件費がかかるため、売買手数料や口座管理費、ファンドの信託報酬も高めに設定されることが多いです。長期的に見るとコストが資産形成の足かせになる場合があります。 - 担当者による重大なトラブルも
2024年11月、某證券会社の元社員が顧客女性に睡眠薬を飲ませて昏睡させ、現金を奪った上に住宅に放火するという衝撃的な事件が発生しました。
このような事件は対面ならではの人間関係リスクやモラル問題を浮き彫りにし、金融機関の社員教育・監督の重要性を示しています。 - 営業時間の制約と対応の遅さ
店舗の営業時間内のみ対応可能なため、仕事が忙しい人にとっては時間的な制約があります。また、オンライン対応が遅れがちな場面もあります。 - 顧客情報漏えいリスク
過去に複数の銀行や証券会社で顧客情報流出事件が報告されており、対面でもオンラインでもセキュリティ対策は不可欠です。

対面で安心に感じる分、それだけコストもかかってしまうということだね
ネット証券の魅力!選ぶべき4つの理由
銀行や対面の証券会社では、サポートが受けられる分コストが多くかかってしまうという特徴がありました。それでは、ネット証券はどうなのかを見ていきます。
- 手数料が圧倒的に安い!
ネット証券は店舗を持たず、営業スタッフの人数も少ないため、その分コストが大幅に削減されています。例えば、楽天証券やSBI証券では、一般的な株式取引の手数料が数百円〜数千円と非常に安く、1回の取引に数千円かかることもある対面証券と比べるとかなりお得です(無料にもなります)。
さらに、NISA(少額投資非課税制度)やつみたてNISAを利用すれば、利益にかかる税金が非課税になるため、より効率的に資産を増やすことが可能です。 - 24時間いつでも取引できる自由さ
ネット証券はスマホやPCがあれば、平日の夜間や休日も取引ができるところが多いです。特に米国株は日本時間の夜間が取引時間となるため、夜でも気軽に売買が可能。さらに、FX(外国為替証拠金取引)や暗号資産(仮想通貨)は24時間取引できる銘柄も多く、世界中のマーケットに対応しています。これにより、仕事が忙しい方でもチャンスを逃さずに投資できます。 - 少額から気軽に始められる
昔は株を買うには数十万円単位の資金が必要でしたが、ネット証券では1株単位で購入できる「単元未満株」やETF(上場投資信託)があり、1,000円程度から投資を始められます。また、楽天ポイントやTポイントといった共通ポイントを使った投資も可能で、「ポイントで投資デビュー」という手軽さが魅力です。 - 豊富な商品ラインナップで資産運用の幅が広い
ネット証券は株式だけでなく、投資信託、FX、債券、ロボアドバイザー、そして近年注目の暗号資産まで取り扱っています。これによりリスクを分散したい初心者でも、自分に合った投資スタイルを選びやすいです。特に投資信託は、少額で専門家が運用する商品に投資できるので安心感があります。

対面でのサポートはないけど、その分コストを抑えることができるんだね!
手数料の比較
これまでに銀行・対面での証券・ネット証券の3つについて手数料が異なってくると説明しました。では実際にはどれほど金額が異なるのかを比較したいと思います。それぞれの株式売買にかかる手数料や取扱商品の手数料(投資信託など)を以下にまとめます(2025年時点での一般的な傾向に基づきます)。
✅手数料の比較(株式売買)
項目 | 銀行(証券子会社含む) | 対面証券 | ネット証券 |
---|---|---|---|
取引手数料(例:株式売買) | やや高い〜高め | 高い(数千円レベルも) | 非常に安い(無料〜数百円) |
例:50万円の株を買う時の手数料 | 約2,000〜3,000円程度 | 約3,000〜5,000円以上 | 約0円〜500円程度(プランにより無料) |
手数料プランの柔軟性 | 低い | ほぼなし | 非常に柔軟(定額・従量課金・無料枠あり) |
NISA対応コスト | 一部手数料無料あり | 基本的に無料 | 多くが完全無料 |
✅投資信託の手数料比較
項目 | 銀行 | 対面証券 | ネット証券 |
---|---|---|---|
購入時手数料(フロントロード) | 1〜3%程度 | 2〜3%程度 | 0%(ノーロードが主流) |
信託報酬(運用中の年率手数料) | やや高め(1.0%前後) | 高め(1.5%前後) | 低め(0.1〜0.5%) |
取扱ファンドの傾向 | アクティブ型中心 | アクティブ型中心 | インデックス型多数、選択肢が豊富 |
積立の柔軟性 | 月1回程度、制限あり | 柔軟性低い | 毎日・毎週積立可能、変更も簡単 |
このように比較すると、ネット証券の手数料が圧倒的に低いことが明確になると思います。

これならネット証券でNISAを利用しつつ、投資信託(インデックスファンド)で積み立てていくことが一番良さそうだね!
初心者におすすめのネット証券
それでは、初心者の方にもおすすめのネット証券を以下にご紹介します:
1. SBI証券
- 手数料が安い! ネット取引と電子交付の設定で国内株の手数料が無料になる場合も。
- スマホアプリも使いやすく、色んな投資商品が揃っています。
- おすすめ:手数料を抑えたい人、いろんな投資に挑戦したい初心者にピッタリ。
2. 楽天証券
- こちらも手数料が安い!
- 楽天ポイントが使えたり貯まったりするので、楽天ユーザーはさらにメリット大。
- 見やすいスマホアプリと投資信託の積立にも強いです。
- おすすめ:楽天サービスをよく使う人、ポイントも貯めながら投資したい人。

投資商品の幅広さならSBI証券、他の楽天グループサービスを利用しているなら楽天証券がオススメかも!
ネット証券のリスクと注意点
もちろんネット証券にもリスクなどはありますので、注意が必要です。どのようなリスクがあるのかを以下にお示しします。
対面サポートがないためトラブル時に不安
ネット証券は電話やチャットがメインのサポートで、対面相談は基本的にありません。操作方法がわからないときやトラブルが起きた時に直接聞ける相手がいないため、初心者には不安を感じる場合があります。しっかりと操作マニュアルを読むことやサポート時間を確認しておくことが重要です。

ネットで調べれば操作方法が分かるから、実際にネット証券に問い合わせることはほとんどないと思うよ!
システム障害による取引停止リスク
市場が急変した時やアクセス集中時にシステムがダウンし、取引できなくなることがあります。
- 2025年2月にはGMOクリック証券でシステム障害が発生し、多くのユーザーが取引できなくなりました。

インデックス投資で積み立てるだけなら最初に設定するだけだから、大きな影響はないと思うよ
不正アクセスやフィッシング詐欺の被害増加
オンライン取引の普及に伴い、ネット犯罪も増えています。
- 2025年3月、SBI証券で顧客情報の一部が外部に流出した事件が発生。
- 2025年5月にはマネックス証券の顧客を狙ったフィッシング詐欺が多発。
対策としては、二段階認証の設定や定期的なパスワード変更、怪しいメールやサイトへのアクセス回避が不可欠です。

二段階認証などの設定は必須だね!
まとめ
ネット証券は低コストで利便性が高く、忙しい現代人にピッタリのサービスです。一方でシステム障害やサイバー攻撃などのリスクも抱えています。銀行や対面の証券会社は、対面相談の安心感が大きい反面、手数料が高く、人間関係のトラブルもゼロではありません。
どちらの方法にも一長一短があるため、自分の投資スタイルや生活環境に合った選択をし、しっかりとリスク管理を行うことが大切です。まずは少額から始めて、経験を積みながら自分に合った投資方法を見つけましょう。

ネット証券を利用してみよう!
それでは、今回の内容は以上となります!
今回も読んでいただき、ありがとうございました!!
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