働いても資産が増えないワケ|格差社会で取り残されないための第一歩

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こんにちは、りらくです!

最近、「資産格差が拡大している」というニュースをよく目にしませんか?

SNSでは「〇歳で資産1億円達成しました!」なんて投稿が流れてくる一方、
現実の自分はというと…

給料はなかなか上がらない

頑張っても生活費で手一杯

投資どころじゃない

そんなふうに感じている人も多いのではないでしょうか?

でも実は、この「資産格差が広がる仕組み」には、明確な理由があるんです。
今回はそのカラクリを、できるだけわかりやすく、かつ根拠を交えて解説していきます。

お金持ちは「お金を使わずにお金を増やしている」

あなたは、資産を増やす手段が「働くこと」だけだと思っていませんか?

もちろん、お給料をもらうことは資産形成の第一歩ですが、
実際に資産を大きく増やしている人たちは、“お金に働かせて”お金を増やしているんです。

たとえば、

  • 株式を持っていれば、年に数%の配当がもらえる
  • 株価が上がれば、売却益で何十万円〜何百万円の利益が出る
  • 不動産を持っていれば、毎月家賃収入が得られる

こうした「資産が資産を生む」状態を築いているのが、いわゆるお金持ち。

そして驚くべきことに、こうした「資産所得」は
給与所得よりも税率が低いという優遇措置まであるんです。

所得の種類課税方法税率(概算)
給与所得総合課税最大55%(住民税含む)
株式譲渡益・配当など分離課税約20%

つまり、働いて稼ぐ人ほど多く税金を取られ、
資産から得る人ほど、税負担が軽くなる構造になっているんです。

税金のことは抜きにしても、自分で稼ぐだけでなく、お金自身にも稼いでもらえば稼ぎ手が増えるので、お金も増えやすくなるよね!

高収入は“余剰資金”を生む。これがスタートラインの差に

「収入が多い人はお金を貯められて当然」と思いがちですが、
実はここに資産形成の第一段階となる“余剰資金”の壁があります。

たとえば、以下のケースを見てみましょう。

項目Aさん(手取り25万円)Bさん(手取り40万円)
生活費(家賃・食費等)22万円22万円
余剰金3万円18万円

同じ生活レベルでも、月に貯金・投資に回せる金額が6倍も違うんです。

しかも、Bさんは「インデックス投資を月10万円積立」「NISA満額投資」など、
長期的に資産を増やすチャンスがある一方、Aさんは“投資以前に生活で精一杯”。

これが、「収入の差 → 投資額の差 → 資産の差」という連鎖を生んでいきます。

そして、時間が経つほどその差は拡大。

高収入でも浪費ばかりして余剰資金を確保できなければ意味ないね

「資産を持っている人」だけが得をする時代へ

2020年代に入ってから、株式市場や不動産市場は世界的に上昇を続けています。

たとえば、2024年末には…

  • S&P500:史上最高値を更新
  • 日経平均株価:バブル期超えの4万円台
  • 東京都心のマンション価格:1億円超が当たり前に

これらのニュースを見ると、「景気がいいんだな」と感じるかもしれませんが…

実際には、その恩恵を受けているのは“資産を持っている一部の人たちだけ”です。

📍たとえば…

  • 株を買っていた人 → 数十%の資産UP
  • 不動産を持っていた人 → 数百万円の含み益
  • 何も持っていない人 → 給料は横ばい or 減少

つまり、同じ社会に生きていても、
「資産を持っているかどうか」で見える景色がまったく違うんです。

資産のある人は「勝手に資産が増えていく」状態に入り、
ない人は「いつまでもスタートラインに立てない」状態に…。

これが、いま私たちが直面している資産格差の正体です。

景気が良くなっていても、資産がないと恩恵は受けられないんだね

税金と制度は“知っている人”が得をする仕組み?

さて、ここで一歩踏み込んで「税金」の話をしてみましょう。

実は、資産格差が広がる背景には、「税の仕組みそのものが富裕層に有利にできている」という問題もあるんです。

◆ たとえばこんな差

項目高所得者・富裕層に有利な理由
株の利益(譲渡益)一律20.315%の分離課税(所得が高くても税率変わらず)
配当所得同上(高所得者でも一律で軽くなる)
相続税対策生前贈与や不動産活用など、税を最小限に抑える“スキーム”が豊富
節税手段会社設立、保険活用、海外口座など多様な節税戦略が取れる

逆に、サラリーマンや主婦、非正規労働者などは…

  • 給与は累進課税(稼ぐほど高い税率)
  • 控除や特例は限られている
  • 資産がないから“減らす工夫”すらできない

というように、「節税の選択肢」がそもそもほとんどないんです。

つまり…

税金の世界でも「情報格差」や「使える制度の差」が資産格差に直結している

というわけなんですね。

節税制度についても把握していないと、余分に税金を払ってしまうから情報収集しておかないとね!

SNSと“見栄の消費”が貧困のスパイラルを生む?

無理してブランド品を買ってしまった

旅行やグルメ、周囲に合わせて出費が増える…

こんな経験、ありませんか?

最近は、インスタやTikTokなどで「華やかな暮らし」が日常のように流れてきます。

  • ラグジュアリーホテルの宿泊
  • ハイブランドのバッグ
  • 高級外車やタワマン生活

でも、よく考えてみてください。
これって“ほんの一部の人”の世界なんですよね。

◆ 見栄消費がもたらす資産格差の悪循環

  1. SNSで「お金持ちライフ」を見る
  2. 自分も近づきたくて無理して買う(リボ払いやローン)
  3. 手元資金が減り、投資や貯金ができない
  4. 資産が増えない → 焦る → また無理する

このように、「他人と比べる生活」が続くと、
気づけば見栄のための借金地獄に陥ってしまいます。

専門用語では「顕示的消費(けんじてきしょうひ)」と呼ばれ、
自分をよく見せるための消費が、実は資産形成の大きな妨げになっているんです。

自分が本当に価値があると感じるもの、ことにお金は使わないとね

まとめ|“知る”ことが、格差を乗り越える第一歩

「格差が広がる」というと、「自分には関係ない」と思ってしまいがちですが…
実は私たち一人ひとりの生活にも、じわじわと影響を与えています。

でも、だからこそ――

「この仕組みを知っておくだけで、取れる選択肢が増える」

この記事が、そんな第一歩になればうれしいです。

  • 毎月少しでも貯金をする
  • 投資や資産運用について学んでみる
  • 無理のない生活で浪費を減らす
  • 収入の柱を増やす(副業・転職・スキル習得)

一気に変えようとしなくてOK。
“今できること”を積み重ねていくことが、格差を乗り越える力になります。

りらく
りらく

少しの変化を積み重ねて、未来を大きく変えていきましょう!

それでは、今回の内容は以上となります!

今回も読んでいただき、ありがとうございました!!

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