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こんにちは、りらくです!

投資ってなんだか怖い…

お金が減ったらどうしよう…

自分にはセンスも知識もないし…
そんな不安を抱えて、投資に踏み出せずにいる人、多いのではないでしょうか?
でも一方で、ちょっと立ち止まって考えてみてください。
今のあなたの働き方、実は“超・集中投資”になっていることに気づいていますか?
この記事では、
- あなたの人生最大の資産「労働力」は、1社に集中投資されていること
- それに比べて「投資」は分散できる安全設計であること
- 投資が怖い理由の正体と、安心して始めるための考え方
を、わかりやすく解説していきます!
目次
実はあなたも“集中投資”している。その正体とは?
突然ですが、ちょっと想像してみてください。
🔵 あなたの資産の中で、一番大きなものは何ですか?
- 銀行口座にあるお金?
- 自宅やマイカーなどの不動産・動産?
- それとも株式や保険?
確かに、どれも大切な資産です。
でも実は、多くの人にとって最も価値があるのは「自分の労働力」なんです。
🔸労働力=あなたが稼ぎ出せる「未来のお金」
たとえば、年収400万円の人が、あと30年間働くとしたら…
400万円 × 30年 = 1億2000万円
これは、将来あなたが生み出すであろう“見えない資産”です。
つまり、あなた自身が「1億円プレイヤー」なわけです。
でもその「1億円の資産」を、どこに預けているか?と聞かれると、多くの人がこう答えます。
「今の会社です」
🔹労働力の“集中投資”とは?
これはつまり、
「将来のお金を稼ぐ力を、1つの会社に100%預けている」
という状態です。投資の言葉でいえば、完全な“集中投資”。
たとえば、こんな状況に心当たりはありませんか?
状況 | 説明 |
朝から晩まで1社に勤務 | 他の選択肢はない |
スキルがその会社でしか通用しない | 転職時に使えない可能性あり |
昇給や待遇がその会社に依存 | 自分の力では増やせない |
その会社の収益悪化で収入も下がる | 給与=連動リスクあり |
言い換えれば、1社が倒れたら、あなたの人生設計もガラガラと崩れる可能性があるということです。
でも不思議ですよね?
そんな集中投資にはあまり不安を感じないのに、なぜ「分散が効く投資」は怖いと思ってしまうのでしょうか?

会社に勤めるということは、自分の労働力を1つの会社に集中させているということだね
投資は「分散できる仕組み」なのに、なぜ怖く感じるのか?
投資の世界では、「リスクを減らす方法」として最も有効なのが分散投資です。
🔸分散投資ってどういうこと?
簡単に言うと、「いろんなかごに卵を分けて入れる」こと。
- 1つの会社に全額投資 → 会社が倒産したら全損
- 100社に分散投資 → 1社が倒れても、99社が支えてくれる
実際にS&P500というインデックスに投資すれば、
アップル・マイクロソフト・アマゾン・エヌビディアなど、米国の代表的な500社に分散投資しているのと同じになります。
🔹それでも投資が「怖い」と感じてしまう理由
これは心理的な話ですが、大きく3つあります。
① 変動が“見える”から
投資は数値として結果がリアルに表示されます。
- 評価額:▲2,000円
- 前日比:▲1.3%
こういった数字が日々変動するので、「あ、減った…」と不安になってしまうのです。
② ニュースで「損した人」ばかり取り上げられるから
- 「FXで破産」
- 「株で3000万円溶かした」
- 「仮想通貨に全財産を投じて暴落」
こうした“極端な例”ばかりがメディアに取り上げられることで、投資=危険という印象が植えつけられてしまいます。
③ 投資の正しいやり方を教わってこなかったから
日本の学校では、投資教育がほぼゼロ。
そのため「分散・長期・積立」が王道だということを知らず、
株=ギャンブルという誤解をしたまま大人になってしまうケースが多いのです。
🔸実際の投資は「分散・長期・積立」で安全設計
たとえば、NISAで次のような運用をしていた場合:
- 年利4%
- 毎月3万円積み立て
- 20年間運用
これだけで、約1,100万円に増える試算もあります。
これはギャンブルではなく、資産形成の王道です。

毎月小額の積立なら、仮に株価が下がっても大きなダメージにはならないね!
むしろ「投資しないこと」が最大のリスクになりうる時代
かつての日本では、「貯金こそ最強」と言われていた時代がありました。
特にバブル期〜1990年代前半にかけては、銀行にお金を預けておくだけで、どんどん資産が増えたのです。
🔸昔は「金利だけでお金が増えた」時代
かつては、定期預金でも年利6〜8%なんて当たり前でした。
例えば…
- 1989年、郵便貯金の定期:年利6.07%
- 100万円を1年間預けると → 6万700円の利息
つまり、「なにもせず銀行に預けておけばOK」だったのです。
貯金が“最強の投資”だった時代。
🔸インフレ=実質的な“見えない減給”
例えば、1年前に100円だったパンが、今は120円になっていたとします。
これは20%の物価上昇。お金の「価値」が目減りしたのと同じです。
でも預金は増えていない。
つまり、貯金していたら、実質的に“損をしている”状態です。
🔹「守るつもりが減っている」貯金のリスク
投資をしない理由に「減るのが怖い」と言う人がいます。
でも、今の時代はこう言い換えるべきです。
🔁 投資 → 一時的に減るかも。でも将来的に増える可能性あり
🔁 貯金 → 見た目は減らない。でも“実質的な価値”は確実に下がっている
🔸今は“投資しないこと”こそが最大のリスク
このような時代において、「投資をしない」という選択は、
- リターンを放棄する
- インフレのダメージを直撃で受ける
- 将来の選択肢を狭めてしまう
という意味になります。
資産を守るためには、もはや「増やす=防衛手段」なのです。

昔は貯金で資産が増やせたけど、今は投資で増やしてインフレに対応した方が良さそうだね
「労働力×投資」で、人生のリスクヘッジをしよう
ここまでで、「労働力を1社に集中しているリスク」と「投資による分散」の違いについて見てきました。
ここで大事なのは、どちらか一方に頼るのではなく、両方を組み合わせることです。
🔸労働力=今を支える「現金エンジン」
労働は、現在の生活を支えるための収入源。
- 給与やボーナスで日々の支出をまかなう
- 保険や税金、教育費なども賄える
- 一定の安定性はある
でもリスクもあります。
- 病気・怪我・会社都合で収入が突然ゼロになる
- 年齢とともに働ける体力・機会が減る
- 会社が時代に取り残される可能性もある
🔹投資=未来の生活を守る「育成資産」
一方、投資は、
- 将来の収入源(配当・売却益など)を育てる
- インフレに強く、資産の価値を保ちやすい
- 時間が味方してくれる(複利効果)
長期的に見ると、労働よりも“自由”を与えてくれる手段になります。
📊 労働と投資の役割比較
資産の種類 | 主な役割 | 強み | 弱点 |
労働力 | 今の生活を支える | 安定収入・社会保障 | 時間的制約・健康リスク |
投資資金 | 将来の安心を育てる | 資産の成長・時間が味方 | 短期変動・学習が必要 |
🔸だからこそ「両輪」が大切
労働だけに頼ると、未来に備えられない。
投資だけに頼ると、現金収入が足りない。
この2つをうまく掛け算することで、
- 安心して働ける
- 働きすぎない選択ができる
- 将来、仕事を選べる自由が生まれる
という“人生の余白”が生まれるのです。

現在のために労働、将来のために投資だね!
おわりに|あなたの人生は、あなたが守る
労働力=最大の資産。
でもそれを「1社に全集中」しているのが、今の働き方。
そして、投資=リスクと考えて遠ざけるのは、実は誤解だったことに気づいていただけたでしょうか?
資産を守る方法は、意外にも「投資」だったりします。
怖いのは“変動”ではなく、“無防備な集中”かもしれません。
リスクを分散させるためにも、労働だけではなく投資も行うことを検討してみましょう!

労働と投資の両輪でリスクを分散させていきましょう!
それでは、今回の内容は以上となります!
今回も読んでいただき、ありがとうございました!!
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