賃貸vsマイホーム、どっちがお得?──お金だけ見れば賃貸有利。でも「買いたいなら買ってOK」です!

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こんにちは!りらくです。

今回は、多くの人が一度は悩むテーマ、「家って買ったほうがいいの?それとも賃貸のままでいいの?」という問題について深掘りしていきます。

ネット上ではよく、

賃貸は一生家賃を払い続けるだけで無駄だよね

マイホームは資産になるし、老後の安心につながる!

いや、修繕費や税金を考えるとむしろマイホームのほうが損!

など、真逆の意見が飛び交っていて、余計に悩みますよね。

ただ結論を先に言ってしまうと、純粋にお金の面だけで比べると、賃貸の方が有利なケースが多いです。

でも、それだけで「持ち家は買わない方がいい」と決めつけるのは、ちょっともったいない。なぜなら、家に求めるものは“損得”だけじゃないからです。

今回は、金銭面・ライフスタイル・将来のリスク・精神的な安心感など、さまざまな角度から「賃貸とマイホーム」を比較して、最後に「買いたいなら買ってOK!」という、現実的で前向きな結論を導きます。

賃貸とマイホーム、それぞれの総費用を比較!

まずは、住宅費用の全体像を理解しておきましょう。以下は、東京都内でファミリー向けに多い「3LDK」クラスの住まいを想定した場合の概算です。

▶ 賃貸の場合(35年間)

  • 家賃:月12万円 × 12ヶ月 × 35年 = 約5,040万円
  • 更新料(2年ごとに1ヶ月分):12万円 × 17回= 約204万円
  • 引っ越し・敷金・礼金・仲介手数料など(2回転居と仮定)= 約100万円

🟰 合計:約5,350万円

マイホームの場合(購入額4,000万円・ローン35年)

  • ローン支払総額(元利合計・年1%):約4,760万円
  • 固定資産税・都市計画税:年間15万円 × 35年 = 約525万円
  • 火災・地震保険:35年で約100万円
  • 修繕費(屋根、外壁、水回りなど)= 約500万円
  • 管理費・修繕積立金(月2万円想定)= 840万円(マンションの場合)

🟰 合計:約6,725万円

📌 金額は地域・建物・条件によって大きく変動しますが、あくまで目安です。

もちろんケースによって異なるだろうけど、1000万円以上も変わってくるんだね!

コスト面では「賃貸の方が割安」になりやすい理由

上記を見れば分かるように、トータルで見るとマイホームの方が高くなる傾向があります。その理由は以下の通りです。

✅ ① 持ち家は“買った後”にお金がかかる

マイホームは買って終わりではなく、維持するコストが続くのが特徴です。

  • 外壁や屋根の塗装は15年ごとに約100〜150万円
  • 給湯器やキッチン設備の交換は15〜20年で必要
  • 火災・地震保険の更新、築年数による保険料増加
  • 固定資産税は築年数で減額されてもゼロにはならない

✅ ② ローン金利と保険料の影響

変動金利なら将来的に返済額が増えるリスクもあります。保険料も長期的には数十万円かかることを見落としがちです。

✅ ③ 修繕積立金・管理費が膨らむ

マンションを購入した場合、これらの支出は年々増加していくのが一般的です。老朽化に対応するため、管理組合が値上げするケースも。

持ち家を買った後も多くのお金がかかることは考えないといけないね!

賃貸が優れている点とは?

金銭的な面で有利なだけでなく、賃貸には以下のような柔軟さがあります。

🔹 ライフスタイルの変化に柔軟に対応

  • 転勤や転職のたびに住み替えが可能
  • 結婚・出産・離婚・親の介護など、人生の節目に合わせて柔軟に選べる

🔹 メンテナンスや修繕リスクが少ない

  • 設備トラブルは管理会社や大家が対応
  • 修繕積立などの強制支出がない

🔹 初期費用が比較的少ない

購入時の頭金・登記費用・ローン手数料などがないため、数十万円で新生活を始められる点も魅力です。

柔軟に済む場所が選べたり、メンテナンスが不要なのは嬉しいよね!

それでも「マイホームを買いたい」と思う理由とは?

ただそれでも、コストで言えば賃貸が得なのに、多くの人がマイホームを目指しています。それには、数字には表れにくい「気持ち」や「将来への安心感」が影響しています。

🏡 安心感と達成感

  • 「自分の家がある」という心の拠り所
  • 家族の拠点・思い出の場としての意味
  • ローン完済後は住居費が大幅に軽減される安心感

🛠️ 自由にリフォームやDIYができる

  • 好きな内装に改装可能
  • ペットや楽器も自由に(制限なし)
  • 断熱や防音など、機能性向上も思いのまま

🧓 老後の不安解消

  • 年金生活に入っても家賃を払わなくて済む
  • 賃貸に住み続けられないリスク(高齢者NG)を回避

たしかに安心感を得るということにおいては、マイホームの方が良いかもね

マイホームを買って後悔しないための3つのチェックポイント

では実際にマイホームを購入する際には、どのようなことを考える必要があるのでしょうか?ここでは、3つのチェックポイントを紹介します。

① 将来設計と収支シミュレーションはできているか?

  • 教育費・老後資金・医療費などを加味してローン返済可能か?
  • 購入後の支出増(修繕・税金)もシミュレーションしているか?

② “欲しいから”ではなく、“納得して”買う準備ができているか?

  • 勢いや周囲の影響で焦っていないか?
  • 今の自分の生活にとって本当に必要な選択か?

③ 家を資産ではなく「生活の土台」として考えているか?

  • 家は売却しても期待どおりの値段がつかない可能性があるため、「投資」よりも「生活基盤」としての視点が重要です。

無理しない範囲で買えるかどうかをしっかりと検討しよう!

マイホーム購入時の注意点や流れについては、以下の書籍にてマンガ形式で紹介されていますので、ご覧になってみてください。

【結論】金銭的には賃貸有利。でも「気持ち」で納得できるならマイホームもアリ!

  • お金の損得だけで考えるなら、賃貸の方が有利
  • しかし、人生は数字だけで割り切れない
  • 家に「安心感」「家族の拠点」「老後の心配回避」などを求めるなら、マイホームにも大きな価値がある

大切なのは「後悔しない選択をすること」。どちらを選ぶにしても、「自分の価値観に合った住まい」を手に入れることが何より大事です。

賃貸とマイホームのどちらが正解かは、一人ひとりの状況や価値観によって異なります。大切なのは、どちらを選んでも「よかった」と思える生き方を築くことです。

数字に惑わされすぎず、将来の自分が「この選択でよかった」と思える住まいを選んでください。

ちゃんと考えて、後悔しない選択をしよう!

それでは、今回の内容は以上となります!

今回も読んでいただき、ありがとうございました!!

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