こんにちは!りらくです。

住宅ローンって金利が重要って聞くけど、正直よくわからない…

金利って、預金や借金にどう関係するの?
このような疑問を持っている方へ。
この記事では、「金利とは何か」から「計算方法・生活への影響」、そして「なぜ金利は変動するのか?」まで、以下の本の内容も踏まえて、初心者にもわかりやすく解説します。
金利とは?カンタンに言うと…
金利とは、「お金を借りたときに支払う手数料の割合」です。逆に言えば、「お金を貸したときに得られる利益」でもあります。
例えば、100万円を年利5%で借りたら、1年後に105万円返す必要があるわけです。
お金にも「レンタル料」があるという感覚ですね。
金利の計算方法|単利と複利の違い
単利(Simple Interest)
式:元本 × 金利 × 年数
例:100万円 × 5% × 3年 = 15万円の利息
複利(Compound Interest)
利息にも利息がつく仕組み。長期運用に強い。
式:元本 × (1 + 金利)^年数
つまり、100万円を年利5%で10年間運用すると…
- 単利:約150万円
- 複利:約162万円
期間が長くなるほど、複利の威力は大きくなります!

複利は雪だるま式に増えていくんだね!
金利はなぜ変わるの?【4つの主な要因】
金利は「経済の温度調整装置」のようなもので、主に以下の4つの要因で変動します。
① 日銀の政策金利
日本銀行(=日銀)が金利をコントロールして、景気を調整します。
- 景気を刺激したい → 金利を下げる
- インフレを抑えたい → 金利を上げる
例:コロナ禍で金利を下げ、企業や個人が資金を借りやすくした
② 景気の状況
- 好景気:金利が上がりやすい(物価上昇を抑えるため)
- 不景気:金利が下がりやすい(消費を促すため)
③ インフレ・デフレ
- インフレ:物価が上がる → 金利を上げる
- デフレ:物価が下がる → 金利を下げる
物価と金利はセットで動くことが多いです。
④ 海外(特にアメリカ)の金利
アメリカが金利を上げると、日本を含めた世界中に影響が出ます。
- アメリカの金利上昇 → 円安が進む → 物価上昇 → 日本も金利を上げる必要が出てくる
最近ではアメリカの利上げが、日本の金融政策にも影響を与えています。

主にこれらの要因で金利は変動するんだね
金利が生活に与える影響
「金利って銀行や投資だけの話でしょ?」
そう思っている方は要注意。実は、金利は日常生活のあらゆる場面に影響を及ぼしているのです。
それでは、「金利が上がる・下がると、具体的に私たちの生活がどう変わるのか」をわかりやすく解説します。
金利が高くなるとき・低くなるときの違い
まず、金利の変動が生活に与える大まかな影響を整理すると次のようになります。
① 住宅ローンの金利が変わると、返済額に大きな差が!
住宅ローンは、数千万円単位の長期借入。だからこそ、金利の影響は非常に大きくなります。
例:3,000万円の借入を35年返済の場合
金利1.0%:月々の返済 約85,000円
金利2.0%:月々の返済 約99,000円
→ 年間約17万円、35年で600万円以上の差に!
特に変動金利型を選んでいる場合、今後の金利上昇リスクには注意が必要です。
② クレジットカードやリボ払いの金利にも要注意!
カードローンやリボ払いは、年15%以上の高金利が一般的。
例えば10万円をリボ払いで返す場合、返済額が数万円増えることもあります。
金利が高いと → 返済総額が増える
金利が低いと → 同じ金額でも利息が少なくて済む
「利息」という形で、知らないうちに家計を圧迫していることも。
③ 預金・貯金の利息も金利次第で変わる
一方で、金利が高いと「預金利息」が増えるのも事実です。
金利0.001%:100万円を1年間預けても、利息はたったの10円
金利1.0%:同じく1万円の利息が得られる!
ただし現在の日本は超低金利時代。高金利の定期預金や外貨預金など、工夫が必要です。
④ 物価や円安にも間接的に影響
日銀が金利を引き上げると、一般的には「円高」方向に働き、輸入物価が下がります。
逆に金利を下げると「円安」となり、ガソリン・食料品などの価格上昇につながることも。
金利は直接だけでなく、物価や家計支出にも影響する“見えないファクター”なのです。
金利が生活に影響する具体シーンまとめ
金利上昇の影響 | 金利低下の影響 | |
住宅ローン | 返済額アップ | 返済額ダウン |
クレジットカード | 利息が膨らむ | 支払い負担が軽減 |
預金・貯金 | 利息収入が増える | 利息はほぼゼロに |
投資・株式市場 | 値下がりリスク | リスク資産が買われやすい |
為替(円安・円高) | 円高になりやすい | 円安になりやすい |
ポイントまとめ
- 借りる人にとっては「金利が低い方が得」
- 預ける人・投資する人にとっては「金利が高い方が得」

同じ金利の上昇や低下でも、立場によって良し悪しは変わるんだね
まとめ:金利を知ることは、お金に強くなる第一歩!
金利は、借金・貯金・投資すべてに関係する「お金の基本」です。
- 金利の種類を知ることで、住宅ローンや投資の判断がしやすくなる
- 金利の変動理由を知ることで、経済ニュースがもっと理解できるようになる
- 金利は、住宅ローンやカード支払いだけでなく、物価や貯金、資産形成にも影響します。
- 日銀の政策金利の動きや世界の金利情勢を“少しだけ”意識するだけで、将来の支出や貯蓄を有利にコントロールできます。
「金利なんて難しそう…」と思っていた方も、少しずつ知っていくことで、“お金に強い人”へと近づいていけますよ!
ぜひこの記事をきっかけに、「金利」にちょっとだけ敏感になってみてくださいね!

頑張って勉強しよう!
それでは、今回の内容は以上となります!
今回も読んでいただき、ありがとうございました!!
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